シェア
pepero
2021年7月28日 21:36
帰り道立ち並ぶ飲食店から漂う香りとテイクアウト商品を買い求める人々夕焼けに染まる空に真っ白い雲が流れる夕方なのに茹だるような暑さが続くのはヒビの入ったコンクリートが日中の暑さを抱きしめて離さないからだろう人の波に乗りながら歩く小さな書店の前に公衆電話を見つけてこんなところに公衆電話なんてあったんだと現代に子供の頃の名残りを感じる今日は公衆電話の扉が開いていたこんな暑
2021年4月12日 22:57
あなたの描いた絵を見ると胸の奥が痛くなるあなたの筆遣いはすぐにわかるの途中までしか描いてくれなかった似顔絵もうちょっと待ってって、もう待てないよ投稿されたその子は誰なんだろう変わらないタッチと才能変わってしまった日常そのセルフィーは下手くそって言ったのに私は悪魔だった、だけどあなたも天使ではない忘れたいのに私の世界に入ってこないで嫌いなはずなのに嫌いにならないといけないのに
2021年3月30日 14:28
大切な人ほど一度に、突然、一瞬で消えてしまうのは何故だろう。あれほど当たり前で、ルーティンのようになっていた日常がそうでなくなり、一気に恋しくなるほど胸が痛むことはない。こんな時に限って笑い合った記憶が呼び起こされて、貴方がいるように話してしまうのは何故だろう。いなくなると分かっていたならアクションだけじゃなくてラブコメだって選んだのに。何度も何文字も打っては消して、結局まとめられずに