あなたの身体の取扱説明書5_誰でも分かる簡単過ぎる解剖学_足裏の3つのアーチ
こんにちは、みろひらです。
毎週日曜 夕方に「身体のトリセツ」マガジンで定期更新しています。
前回は、足の構造についてご説明しました。
こんな構造になってるんだね~!
とご感想をいただきました。
骨や筋肉は、外から見えないから・・・
ホントに、自分の身体のことなのに、分からない ものですよね!
自分のことだからこそ、知っておくことを
オススメします☆
前回の記事、まだご覧になってない方は、
まずこちらをご覧くださいね。
それでは、今日は、足裏のアーチについて書いていきます。
タイトルに書いたとおり、
アーチは3つ あります。
え~、どこに3つもあるの??と思いますよね(笑)
私も、そう思ってました(^▽^)!
アーチは、重さを支えるのに適した構造です。
①内側縦アーチ(ないそくたてアーチ)
土踏まずの部分です。ここは、分かりますよね♪
土踏まず、ちゃんとアーチになってますか?
ご自分の足を、見てみてくださいね~(^▽^)
②外側縦アーチ(がいそくたてアーチ)
外側にも、縦アーチがあります。
土踏まずほど、大きなアーチではありません。
外側の縦アーチ、ありますでしょうか?
外側に重心が乗っている方は、
この外側のアーチがつぶれているかもしれません。
靴底の外側ばかり、すり減っている方!
身に覚えがありますよね (^^)??
③横アーチ
横にも、アーチがあるんです。
いかがでしょうか?
横アーチの存在、ちょっと分かりにくいですよね?
手で、げんこつを握ってみてください。
手と足の構造、同じ ということを、これまでもお伝えしてきました。
げんこつの、つぶつぶが、中指が一番高いアーチになっていますよね。
足も、グーをした時に、
中指が一番高いアーチになっているのが
正常な状態です。
足で、グーしてみてください。
ツブツブ、ちゃんと5つとも、出てきますか?
そして、中指が一番高いアーチになっているでしょうか?
特に、普段からハイヒールを履いている女性は、
背伸びをしている状態(アーチと反対の形)
でいることが多いので、ツブツブが出ないし、
グーをしようとした途端に、足がつる方も多いです。
足裏の筋肉が伸び切って、足の甲側の筋肉が縮んでいる。
そんな逆アーチ状態のまま形状記憶してしまっています(;'∀')
素足で床に立つと、足指が、床から浮く。(浮き指)
これじゃ、どれだけ骨盤だけ歪み矯正したって、
土台が崩れているんですから、また歪みます。
足裏の3つのアーチは、
足裏の3点
①母趾球(ぼしきゅう)
親指の付け根
②小趾球(しょうしきゅう)
小指の付け根
③踵(かかと)
を結んだラインです。
3つのアーチが、
カメラの三脚のように、
身体の土台を支えています。
三脚が二つ、あなたの両方の足裏についていて、
しっかりと安定して立っているのをイメージして
立ってみてください。
足裏の3点
①母趾球(親指の付け根)
②小趾球(小指の付け根)
③踵(かかと)
体重の乗っている感覚を感じてみましょう。
3点の存在を感じられたら、
左右の足のバランスも。
重心が左右均等に乗っているでしょうか?
どこの点が、あまり感じない場合は、足裏マッサージしてみましょう。
マッサージして、足裏リセットしてから、
また立ってみて足裏の3点の接地している感覚を感じてみます。
マッサージする前より、改善されているはずです(^▽^)
アーチが崩れているのは、欠陥住宅と同じです。
衝撃を吸収する足のバネの機能がなくなり、
歩行時の骨格への負担が増え、
運動のパフォーマンスが低下するのはもちろん、
外反母趾や巻き爪、全身の不具合の原因になります。
外反母趾は、様々な手術法があります。
たくさんの選択肢がある、ということは、
手術で根本治療が不可能だからです。
根本治療したいなら、病院では不可能です。
自分で、自分のケアをするしかありません。
外反母趾の根本治療の方法は、
足裏のマッサージと、
グー・チョキ・パー ✖ 毎日100回!
それだけで、手術無しで治る人が多いんです。
手と同じぐらい、足を使えば、
足裏の機能が回復し、全身の健康につながります。
お金持ちなら、毎日フットマッサージに通えばいいですが(笑)
コツコツ、セルフケアするのが、一番です♪
足裏の筋肉も、年齢とともに衰えます。
チリも積もれば、で、足にも、手をかけてあげましょうね(^▽^)
それでは、今日はここまで。
お読みくださり、ありがとうございます(^▽^)/