大人のADHDの方へ | なぜ苦しむ人が増えているのか、その理由と対策について解説
こんにちは、港区にある心療内科・精神科の六本木クリニックです。最近は卒業し、新社会人になる人も増えてくるころです。今までの旧友と別れを告げ、新しい環境へ…桜の開花も伴い、期待と不安で人生がドラマチックに変化する季節です。
しかしながら、4月・5月になると、新社会人の方が心の調子を崩して、来院されるケースが多く見受けられます。そしてwais-ⅳを含む検査を受け、発達障害と診断されることもあるのです。
皆さまの人生の新章が、悩み深いものではなく、明るくなるように、そんな想いを込めて今回は、「大人の発達障害」について書いてゆきたいと思います。
深刻化する大人のADHDとは?
成人の3〜4%が当てはまるとされている大人のADHD。
社会生活を送る上で感じる対人関係やコミュニケーション上の困難、タスクや時間管理の困難など様々な症状が現れる、現代の代表的な精神障害のひとつがこの「発達障害・ADHD」です。
上記症状やADHDの特性に心当たりのある方、一度可能性を考慮したい方はまずは当院の公式HPより簡易チェックをご利用ください。
ADHDでよくある悩み
ADHDの治療プロセス
大人のADHD治療には「薬物処方」と「行動療法」があります。
現在日本で可能な薬物療法には「ストラテラ」「インチュ二ブ」「コンサータ」の3つの選択肢があります。これらの治療薬には脳の神経伝達物質をコントロールする働きがあり、「不注意」「多動」「衝動性」といったADHDの主な症状に有効とされています。しかし副作用の観点から服用の際は医師の指導の下処方される必要があります。
次に行動療法には、認知療法やグループ療法など様々な心理療法があります。
これらの行動療法は薬物両方と比べると長期的なアプローチが必要になりますが、自身の強みや弱点を細かく把握し、自分の気づいていなかった思考の癖や自分にとって困難な事を今までより深く理解することによって自己理解と自己肯定感を高めるために有効とされています。また、薬物療法のように副作用の心配もないため服薬に不安がある方や自己理解を深めて今後の対策をしたい方に適しています。
当院公式HPのADHD簡易テストはこちらから ↓
まとめ
当院は六本木駅から徒歩1分の場所に位置する心療内科・精神科クリニックです。
適応障害、うつ病、不眠、不安、パニック障害などの診療はもちろん、心理士によるカウンセリング・各種心理検査を通じて、患者様とひとりひとりのこころの状態と真摯に向き合いながら治療を行っております。
当日予約やオンライン診療も可能ですので、スケジュールの変更が多い方や出張が多い方も安心して治療の継続が可能です。公式HPより24時間WEB予約を承っております。ぜひお気軽にご利用ください。
ストレスの多い現代において精神障害はとても身近な障害ですが、日本ではいまだ精神科・心療内科に通うことに抵抗を感じる方が多くいらっしゃいます。
当院の患者様の中にも「このくらいで受診していいのかな、、、」「薬に依存したらどうしよう?」「精神科ってなんだか怖いな」と思いながら勇気を出して来院される方が少なくありません。
当院は漢方やカウンセリングを治療に導入し、出来るだけ患者様のお体に負担の無い方法で治療を行うことをポリシーとしています。ひとりで悩んでいる時、まずはお気軽にご相談ください。
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