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適応障害#2 二回も休職するなんて


二度目の休職


全く想像していなかった。
でも、休職中に前向きに暮らせるようになることも、同時に想像できなかった。

診断結果

初めに適応障害を診断されたとき、
うすうす感じてたけど、やっぱりかという気持ちが強かった。
無理やり仕事を続けた結果、1年間も仕事が出来なくなった。

前提として、私は仕事が好きである。
ある程度好きで、前向きに取り組めると思ったものを仕事にしているから、
仕事にやりがいは感じているし、もっと仕事が出来るようになりたいと常々思っている。

だから仕事に関する物事がこんなにも自分にストレスを与えるなんて思ってなかった。

要因

原因はいろいろある
・コロナ禍
・コミュニケーションの抑制
・在宅による日光不足、運動不足
外的なものだけでも三つもあった。

他にも仕事の内容が直結したものもある。
後は考え方。
今でも治ってはいないけど、私は完璧主義な傾向にある。
同時に目指している目標が高いらしい。
いわゆる意識高い系ではあるんだと思う。
ただそれが無自覚で、自己肯定感が低いがために自己評価が適切でなく、
他人の評価を高くする傾向があるがために、自分の首を絞める結果になる。

学生時代

学生時代もメンタルを病んだことはあるけど、
社会人になってからはなるなんて思っていなかった。
根拠はないけど……
ある程度好きなことを仕事にして、バリキャリになることが目標だったから、メンタルを病むことなんて本当に想像できなかった。

結果は、二回も休むことに。
でも、後悔はしていない。
休むことや病気の治療にあたって、学生時代までで見てこなかった、
現れなかった自分と向き合っている。

周りの意見

自分探しの大人版に専念している。
専念させられている……
今まで、自分が真面目だなんて思っていなかったけど、
他人からの評価は真面目。
ストレスが溜まりやすいことは知っていたけど、
リーダーとかバリバリにやれていたから、周りからも出来る印象が付いてた。

実際には、コミュニケーション能力を足掛かりとした、
司会進行や話の整理、意見だしなどが出来るから、
会議の場や、裁量権がある場合には自分の実力を発揮できていただけ。

仕事となると、裁量権を持つのだって一苦労。
学生時代は下っ端の時期が嫌でも決まっているが、
社会人になると会社ごとに下っ端である時期にはバラつきがある。

下っ端をたくさん経験して一人前になるぞ!と思っても、
会社の意向などにより、上がれるかどうかは別問題になってくる。

多分、私は今変わらないといけない。
それこそ細かいことで言えば、仕事への取り組み方とか、仕事に対するマインドとか、生活習慣とか色々。
真面目過ぎることをすぐには直せないけど、何とかして捉え方を変えて、仕事に対する思いの掛け方や、頭の使い方を変えていく必要がある。

今振り返ると

一度目の休職は、割と重症だったこともあり、
立ち直るだけで精いっぱいだった。

そこから仕事を再開して、我武者羅に働いて、またやり過ぎちゃったから、
今回の休みこそ、自分に向き合って、仕事の向き合い方を考える必要がある。
会社や上司などに相談も必要だが、周りからの評価を見るに、自分は仕事ができない方というわけではない。らしい。
仕事のやる気とか吸収力は一定程度認めてくれているが、技術力は過去の経験値の問題もあり難があるとみられているみたい。
過去の経験何て私に言われてもどうしようもないけど、コンプレックスに焦点を当てるのではなく、良いところに目を向けて、自分をどう伸ばせるかを考えたい。

コミュニケーションが得意なら、技術を学びつつ、
コミュニケーション能力が生きるような場所に行けばよい。
真面目さが一定程度評価されるなら、何か定量的な定性的なことを求められる場所にいけばよい。
私そのものがダメなのではなく、今の自分の状態と職場の環境が合っていないから、能力を発揮できないことが問題なのであり、
それに向けて自分が出来ることは、向き合い方や今後の努力の方向性を変えること。

生活習慣を整えるのは苦行にも近いけど、これは自分自身の心身の健康のためにも必須。
また、個人的に睡眠時間が8時間くらい無いと日中頭がボケーっとしがちなため、それが守れる職場環境を整えてもらい、
そのうえで自分は必死に8時間寝ることを継続する。

前回は考えられなかったリカバリー

それと、崩れたときのリカバリーも考える必要がある。
日中帯に太陽光を浴びる時間を増やすとか、昼寝をしてみるとか、
仕事を切り上げて定時で帰るとか。

今思うと、定時で帰ることに熱意を見出しているときのほうが、
仕事のパフォーマンスが良く、集中力もあった気がする。
やはり人間には締め切りが必要だ。
基本的には定時で変えることを意識して仕事をしていこう。
効率も上がって、自身の健康にもいいなんて最高である。

現実問題

先までに述べたことは理想論ではある。
でも、叶えたい私の目標でもある。
そのために一度目の休職の後にわざわざ転職して場所を変えた。
同期の姿を見てもっと変わりたいと思った自分がいた。
人生という長い目で見れば今が一番若いとはよく言ったものだ。
今チャレンジせずにいつチャレンジするのか。
上司に意見を言えるのが自分の強みではなかったのか。
意見をただ上げるだけでなく、行動で示せるからこそ強みだったのではなかったか。
仕事による寝不足がきっかけではあるが、その後どこまで寝不足を解消しようとしたのか。
仕事による寝不足であれば、上司に掛け合って環境を変えるか整えてもらう必要がある。
今回のことも踏まえて、適切に伝えよう。

結び

そして、私は私ができうる限りの努力をしていこう。
まだ見ぬ明るい未来のために。
次はもっといい意味で想像していなかった未来が描けるように。
夢はいくつあってもいい、叶えられなくてもいい、
ならば、想像できないような未来も待ってて当然。
自分の将来に幸あれ。


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