【美術鑑賞と家庭2024】そして【展覧会をやってみた】
さて、1年のまとめを先日投稿したが、ふと思うと146展示見たということは365日だと2.5日に1回展覧会を見ていたことになる。
もちろん一日で複数見ている日もあるので、そんな事はない。
大体、週1ぐらいでブラリと出かけてきた。
世の中には週1でジムや運動に通う人が結構いる訳で、それと同じ感覚だと思っている。体育館か美術館か、の違いかも知れない。
長男が中学生になった事でサッカーの引率負担が減り、時間の捻出はかなりしやすくなったというのも勿論ある。
中学生になった事で仕事のギアを一段上げたつもりで働いた年でもあったが、無事年間有休も全消化もでき(上司もFUJI ROCK行ってたしチーム全体で消化できたっぽい)、時間的な制約はクリア出来たのかもしれない。
ただPTA関連の時間確保が必要な年でもあり、想定外だったのが、活動場所2ヶ所が面倒だった件。今まで1ヶ所だけ済んでたが、小、中学校と別れたら少し面倒だった。ただこれもデジタル化が進んでるのでコロナ禍以前に比べたらかなり楽。
活動の影響で在宅勤務は増えた。
通勤時間削れるのは良いけどものすごく運動不足になるので気をつける。通勤だけで8000歩稼いでたのだ…。
息子2名食べる量が増えて一週間で15キロぐらい食材が必要だけど車の運転免許取得により買い物が楽になった。自転車では一回の買い物じゃ無理な量だ。牛乳4本とかでバランス崩す。買うときに献立も全て決めて買うので日々悩まず、仕事帰りにスーパーに寄らないので早く帰れる。しかし、冷蔵庫のキャパが時間の問題になりそう。
淡々とこなす日々だが、まぁ…色々な事が起きる。
ざっと今年の年間事件簿をまとめてみる。
振り返りたく無いけども。でもいつか笑えるかも知れないし。
・6月 長男テスト前に腕時計の分解に挑戦
・7月 箱根 彫刻の森美術館でふとした瞬間に長男が足の小指を骨折する。
・11月 松本市美術館から帰宅途中、夫から「次男、足の小指骨折したわ」と連絡をもらう
・11月 富井大裕さんの講演を聞きに行く途中の電車の中で、サッカー部の顧問から長男が行方不明との電話をもらう。
その時は本当に白目になっているのだけど、こうして過ぎてしまうと、良いネタ提供してくれるな、というか。もう失敗から学んでもらうしかない。
年間で骨折者2名(しかも2名とも足の小指)出す家庭ってどうなの…と思われるかも知れないけれど、コレばっかりは私が制御できる問題ではない。
やっちまったなー!という感じ。
因みにそんな息子2人+夫の今年のベスト展覧会を聞いてみた。
小4次男
茨城県立近代美術館 つくる展
「これは本当に楽しかった〜!今年だけでなく今まで1番かも!」
そうかー、エンヤコラ見に行って良かったよー!
「あとPOLA美術館の庭でミソサザイ(鳥)見た」
これね。鳥の鳴き声でゴネた話。
因みにこの後、彫刻の森美術館で長男が骨折する。
中1長男
「頼朝を見たことかなー、あ、鈴木康広さんに会ったこと!!今年は部活忙しくてについて行ってないからな〜」
だそうだ。
夫はなんだろうか。
「ネルホルは衝撃だったなー。あとはやはり
三島喜美代展のインパクトは強い」
だそうだ。ネルホルは写真、グラフィック、印刷、デザイン的表現がやはり気になるとの事で、1番印象深かったとのこと。なるほど。これ確か同じ展示見ているけど別日にお互い見てるのよね。夫は次男と一緒に見てたかな。
【展覧会を主催してみる】
今年の春頃、「いつも展覧会ばかり見てるから展覧会企画したらどうかねー」と冗談で話していた。
しかし、段々これもしかして実現できるんじゃない?となって貸しギャラリーを調べて。
24年12月の半ばに一週間、展覧会を開催した。
その名も「いつもそばにいる鳥 はと展」。
鳩をテーマに作品を作り展示していた。
私の母も油絵を趣味としていたので出品してもらった。
開催場所は清川泰次記念ギャラリーのスペース内にある区民ギャラリー。(これが邸宅風のとてものんびりした場所でとても良いのだ。区民以外も利用申請ができる。ギャラリー部分は清川泰次さんの家のリビングだった場所だそうだ)
メインビジュアルやポスターは夫が制作。
「何で鳩?」と多方面からツッコミを頂くも、無事開催されました。
鳩をテーマにした理由は以下。
「私が好き。家族も好き」
「なんかアイツらほっとけない」
「そばにいる割にちゃんと観察してない」
「観察してるとめちゃくちゃ面白い鳥」
写真を一部掲載。
作品
次男は油絵と刺繍で鳩を。
長男はLINEスタンプ作り、それをパネルに。
こちらから、見れます↓
[いつもそばにいる鳥、鳩のスタンプ第二弾!]
夫は…ダジャレを…
私は…オマージュを
母は…「鳩なんて描けない!」と言われてしまったので概念を(これが1番現代美術っぽくなった、という)
Instaやnoteからご来場いただきまして…大変ありがたかったです。
砂糖子さんがハトサブレーを差し入れてくださりましたよ…我が家全員で取り囲んで大歓喜してしまった。どんだけ嬉しかったんだ笑
クオリティはまぁ…おいておいて、自分たちで1からやってみるということが一つ勉強になりました。
来年も好き勝手に生きよう。
それぞれのやりたい事の実現には互いに協力するから。
私も好き勝手に出かけるから協力頼む。
そんな感じでいきたい所存。