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スキー。

北海道では、冬の「体育」の授業で「スキー」が行われます(地域によっては「スケート」だったりする)。
うちも子どもが小学校に上がり、例に漏れず、学校では「スキー」の授業があるわけで。

そんなもんで先日(てゆうかもう先月^^;)、僕も子どもを連れ、実に25年ぶりくらいに「スキー」に行ってきたのでした。

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今はスキーでもマスクなご時世。


ほんとは「全身筋肉痛で動けん…」とか、記事のネタになるかもって期待してたんだけど、…なぜか全然元気なままで想定外w^^;
日頃、運動してない成果が発揮できんかった。。。

なので、ただの「報告」になってしまいました。。無念。。



思い返せば数年前まで、まだ「子どもに合わせて」って生活ペースがなかったのもあって、

ケガしたらマズイ。「仕事」に支障が出る。

って思いで「仕事」を最優先にして、スキーもボードも、誘われても絶対に行かなかった。


僕は毎年冬場に、大事な「主催イベント」を抱えていて、それを成功させることを一番に考えていたんですね。
現場にも入る立場だから、「ケガ」なんかしちゃご法度なわけです。

イベントといっても、「制作会社に外注して」みたいな大規模なものではなく、手弁当でやるような規模なので、設営撤収も現場でのディレクションも「僕」自身が現場で指揮を取らなきゃいけない。
そのために「五体満足でイベントを迎えること」は必須事項だと意識していて、そうやって過ごしてた数年間でした。

でも、数年前くらいから色々思うところがあって、「イベント」にかけてた軸足の体重を徐々に抜き始めた。
そんな矢先に去年「コロナ」襲来があったもんだから、僕の仕事における「イベント業務」がほぼ皆無になったのでした。

今考えると不思議でもあるんだけど、コロナの前に「イベント」から軸足を抜き始めてたのは「虫の報せ」でもあったのか、、、わかんないけどとりあえず、コロナ開始の時にはすでに「イベントをやってくんだ」って気概じゃなくなってたので、コロナでのイベント皆無は「メンタル的ダメージ」はそんなになくて、何だかすんなりと受け入れられたんですね。
「イベント仕事、なくなったなー」って他人事みたいな。
…ま、仕事としてはかなりすっ飛んだので、売上っていう「実害ダメージ」は、だいぶあったりはしたんだけど。。f^^;

イベントから軸足を抜きつつ、

「じゃあ、自分の仕事の軸足をどこに持ってくか」

って考えながら、探りながら、とりあえずいただけるお話に対応して、色々な動きで「仕事」をし続けた数年間。
そして、コロナがやってくる直前、なかなか大きな「仕事」のトラブルに巻き込まれることになった。

「仕事」、というか「トラブルの尻拭い」に振り回され、プライベートも犠牲にして、「子ども」が楽しみにしてた約束を何度もドタキャンするハメになって、

私より「お仕事」の方が大事なの?

と、ゴリゴリのドラマみたいなセリフで泣かれた時には、心がえぐられた。。。


トラブルの原因は、突き詰めれば、対峙する者同士の「保身」だと感じました。
僕は「僕が手伝えば何とか収められる」と思って、「タダ働き」を被ってでも、その間に挟まれ、決着するように走り回った。
けれど「保身の刃」はあろうことか今度は僕にまで向けられ、それに耐えながらもなんとか決着には至ったものの、当然感謝されるなんてことはなく、

心を削られ、子どもまで泣かせた挙句、結局何も残らなかった…
あの時間って、何だったんだろ。。。

って、やるせなさや虚無感に襲われ。。。


僕は「幸せ」を欲しました。
削られた心を、癒したかった。
少なくともその時は、「仕事」というものを、考えるのも嫌になってた。



そんな悶々とした思いの中で、コロナが襲来した。
なので、不適切かもしれないけれど、コロナで「世の中が止まったこと」は、僕にとっては「仕事」ってものを離れて見つめ直せる、悪くないタイミングだったのかもしれないなって、思ったんですね。

なので、コロナ緊急事態宣言の期間中は、仕事のことは考えずに、たっぷり子どもと過ごしてみたわけです。
コロナでの「強制ステイホーム」があったこともあり、以前の「仕事最優先」だったときに比べたら、信じられないくらい「子どもと過ごす時間」が一気に増えた。プールに行き、キャンプに行き、一緒に工作をしたり、お絵描きをしたり。
これまでじゃありえないくらい、子どもと過ごしました。

古文で出てくる「飽く」って語の意味は、
「飽きる」じゃなくて「十分に満足する。満ち足りる」です。



子どもとの時間を満喫し、応えてあげられなかった分を取り戻して、子ども過ごす日々が「飽く」の感じになった頃、学校が再開したことで、僕自身にも「自分だけの時間」ができるようになった。

さて、何しようか?


これまでは、いつも目の前に「仕事」があったから、当然のようにそれに向き合っていたけれど、世の中が止まって、特に「イベント」関係がことごとくなくなってしまったから、「子どもと過ごす」の後に僕に与えられたのは「仕事」で埋まっていない、自分用のまっさらな「時間」。


そして、僕はnoteを始めたのでした。
何か「自分のこと」をやってみようと思った。

まずは、これまで経てきた人生の歩みを、振り返ってみようと思ったのでした。
普通に仕事してたら、立ち止まって、じっくり振り返れる時間なんて、そうそうない。
振り返りながら、湧き上がってくる思いにしたがって、まっさらな状態でここから、自分が納得できる歩みをまた進められればいいな。

そう思って。

仕事でガンガン行く、というところから離れて、子どもと触れ合い、自分とゆっくり向き合うようになって、今ここ自分。



…って、おい!

「スキー行ったよ」の報告から、
随分としんみりひたって書いたもんだなw


ま、思いのままに筆を走らせたので、とりとめない話の展開になってるのはお許しください^^;



たまには、徒々こんなふうに書くのも、いいじゃんね^^


お付き合いいただき、ありがとうございました*

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久保田 友和
最後までお読みいただき、ありがとうございました!頑張って書き重ねていきますので、是非またお越しください。

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