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31.探り合いテクニック講座。


ありがたくもおかげさまで、このところは記事にコメントをいただけることが多くなりまして、皆さま本当にありがとうございます*
おひとつずつコメントに向き合ってお返事を考えると、一方向だった記事内容がより幅をもってくるなぁと、勉強になりますね。

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日々是勉強!


さて、お久しぶりの「人生振り返り」シリーズ。
前回まで「国語科だより編」にスピンオフしておりましたが、本筋に戻って連載してまいります。

どうぞ、お付き合いいただけますと嬉しいです*

…って、もうかなり遠い記憶のように間があいてしまいましたが、「イベントやって素敵だったぜ」というのが前回までのお話でした。

書いたはずの僕も忘れてました笑

さて、今日はその続きから。

今度はガラッと変わって、「ワインの畑」へと向かってまいります。


クラフトワイナリーへ。


前述のイベント、その第2回開催から「運営スタッフ」として入ってくださった方がいらっしゃいまして。
第1回目開催の時には「お客さん」として来られた方なのですが、僕のイベントに大層感激してくださって、次の回から「スタッフとして是非」ということで手伝ってくださいました。

その方が、「是非ご紹介したい」ということでおつなぎいただいたのが、以前に記事でも書かせていただきました、北海道・岩見沢市の「宝水ワイナリー」さん。

僕はスタッフさんと一緒に、そこの醸造家の方に会いに向かったのでした。


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はじめて訪れた「宝水ワイナリー」は、とても素敵なところでした。
後に映画の舞台として選ばれたのも納得できる、素敵な建物とロケーション。
趣のある建物は、もともと北海道の「小樽市」にあった倉庫を移築して改装したもので、一階はショップと醸造所になっていました。


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お話をするということで、僕はその建物の2階へ通されました。

葡萄畑のロケーションを抜け、素敵な建物に入るワクワク感からの、

…活用されてない2階スペースの、まさかの残念感。。。

もし僕がお客さんなら、きっと見なかったことにします。ってくらいの有様でした。。


さて。
スタッフさんの立ち合いのもと、僕と醸造家さんは「はじめまして」のご挨拶。

ここで、僕は思います。

僕は、なぜここに呼ばれたのか?


そのへんもよくわからないままに、スタッフさんは醸造家さんに僕のことを紹介していきます。「久保田さんは、こんなイベントをやられる方なんです」と。


行間を読む力。


醸造家さんは「ふむふむ」と僕についての説明をひと通り聞いた後、ワイナリーやワインについて話し始めました。

欧米にある「ワイナリー」って、休みの日に家族がお弁当を持ってピクニックに行くような場所なんですよ。
このワイナリーも、そういう存在にできればと思いまして。

「ワイン」と「アート」って、実は遠くない存在で、相性がいいものだと思うんです。ワインも「表現」ですから。
「アートでワインを表現する」とかって、できないかなと思いまして。


…むむ。なかなか内容が箇条書きだな。。。職人っぽい。
すいません、接続詞と脈絡がほしいです。笑
つまり、行間を読んで要約してみると、

「アート」で「ワイン」を表現して、皆に気軽に来てもらえるようなワイナリーにしたい

ってことなのかな。何となく。
そのために僕が呼ばれた、って感じですかね。
って、勝手に仮定して解釈する。
そうしないと話が的を射ないもので。笑

ということは、僕がそれをやる役ってことかな?
僕は、まるっきりのワイン素人ですが、…大丈夫ですかね?

はたして「ワイン」のことを何も知らない僕に、何ができるのか?


…ただ、オモシロそうではありますね。

正直、ちょっと、やってはみたい^^

いつものごとく、好奇心だけは先走りますw

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探りながら、切り込んで。


現時点では僕は「ワイン素人」なので、ワインについては何ひとつ言及できないので、ここからは、糸口を探すような会話の時間です。

…そういえば一個、ワイナリーで気になることがありましたね。

僕は醸造家さんとの距離をはかりながら、恐る恐る切り込んでいきます。

…ワイナリーの2階って、「まだ」何かに活用とか考えられてないんですか?

その1:こういう時は、「まだ」ってつけて様子を伺ってみるw

1階って、すごく素敵な雰囲気ですよね!

その2:そして、いいところは褒める!笑

2階も「これから何かやられるんであれば」、すごく素敵になると思いますね*

その3:「今ないこと」ではなく、「これからの可能性」の期待値で話をする。

以上、切り込みテクニックを駆使。笑


すると、醸造家さんの方から切り出してきました。

そうなんですよ、2階が全然活用できていなくて。。
「ワインとアート」の取り組みで、うまく活用できたり、しませんかね?

おっ。ちょっと噛み合ってきたぞ。
僕の返しは、こんな感じ。

なるほど、そうですね。
それで「皆さんが来やすいワイナリー」になったら、いい感じですよね*


はい、ここでテクニック講座再び。w

…こういった場合の交渉って、何をどうお願いできるかとか、相手の様子を見ながら探り探りだから、

その4:相手の求めるものが見えたら、すかさずそこを掘る!

この場合は「活用できますよ」って答えで返すより、「皆が来やすい」っていうもう一個奥の潜在的に期待してるところの答えまでを乗っけて返してあげることで、グッと信頼感を持って心を許してもらえるんですね。

…って、後から分析するとそうだけど、その場ではそこまで作為的にやってなかったと思うw

ま、でも、

「ワインとアート」で、このスペースの活用考えてもらうの、お願いできますか?

よし、こっちで勝手に仮定してたところを、正式な言葉にしてもらえたぞ。
ありがとうございます!喜んで*


こうして、「ワイナリーと僕」編が始まっていきます。


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…とは言いつつ、重ね重ね僕はワインについてはまったくの素人ですから、とりあえずまずはショップでワインを買い、ワイナリーについてのリーフレットをもらい、勉強するところからスタートです。

コンサルタントの方って、色んな業種と関わることでその都度勉強していくっていうけど、まさしく僕もその通りで、おかげさまで今となったら、ちょっとはワインわかるようになりました^^

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ということで、次回につづく。
次は「ワイン勉強編」です。


読んでいただき、ありがとうございました!
スキやご感想等もいただけると嬉しいです*


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久保田 友和
最後までお読みいただき、ありがとうございました!頑張って書き重ねていきますので、是非またお越しください。