祝ライター1年半記念日
会社員のかたわら、取材企画を出したり、イベントのレポートを書いたりと細々ながらライター業を続けられている。あと半年で3年目になるため、そろそろ駆け出しとは言えなくなるので身が引き締まる。
1年を迎えたときには、育休明けの職場復帰が重なり慌ただしく素通りしてしまったので、少しキリの良いライター1年半記念日としてこれまでを振り返ってみようと思う。
仕事どころではないスタートダッシュ期
2023年2月、ライター未経験からライティングのスクールに3ヶ月通い、卒業。これから実践を積むぞ〜!と意気込んでいたものの、最初の1年間は仕事が全くもってとれなかった。というよりも、探す暇がなかった。
ライターになると決めた月に第2子が生まれ、自分の心身回復や子育てをこなすことでいっぱいいっぱいだった。
2回目でも新生児のお世話はどっと疲れるし、母乳を軌道にのせるのも一苦労で、赤ちゃんかわいい〜〜!と思うよりも毎日ヒィヒィしていて、記憶がない。
記事執筆したいのに、自己PRを考える→案件を探す→面接→採用→打ち合わせをするといった導入部分に時間を割けずに、やる気はどんどん削がれていった。
初の仕事はコミュニティ経由で
スクールを卒業して3ヶ月が経ったころに、仕事が舞い込んできた。スクールが運営するライターのコミュニティ経由からだった。
スクール時代に応募した案件はお見送りが続いていたので、スクール講師の方から仕事の連絡をいただいたときは、PC画面を見ながら「うそやん!うれしすぎる…!」と正座でじーんとしていた。
神様、仏様、コミュニティさまさま!と、感謝しながら、2本の記事を執筆した。
一時保育を利用したり夫や義母に家事育児をお願いしたりと執筆時間を捻出し、セミの鳴き声がみんみん聞こえるカフェに篭って、もくもくと書いた夏だった。
ポートフォリオを整える
猛暑、育児や寝不足からくるストレスで動悸がするようになったので私生活を優先。書くよりも、身体が大事だから仕方ないよなぁと思いつつ、月報だけは書いていた。
執筆がない時期の月報には勉強したことをメモ程度に。休息や趣味(📷)の時間にあてるようにして、余裕があるときだけポートフォリオを整えたり、コミュニティのWeb勉強会やイベントに顔を出したりして、ゆるゆると過ごす。コミュニティに参加するのは子育て中の息抜きになっていた。
オフラインイベントに参加する
一年たったころに、『フリーランスを長く続けるには?』といったオフラインイベントに参加。
複業を続けるうえでも参考になっただけでなく、会場でスクール同期生に会え、プレスリリースを書きたいならこうするといいよ!この会社で案件募集してたよ!と教えていただき、優しさに感動したり、同期生の活躍を知れたりして、刺激をもらった。
去年買ったカメラを持ってイベントの様子を写真に撮り、初めて自主的にイベントレポートを書いて、実績を作り始める。自主企画でインタビュー記事を執筆して、ポートフォリオに載せる時期を過ごす。今でも自主企画を考えるのは好きな作業のひとつになっている。
気がつけば、一年経ち職場復帰
0歳児クラスで4月入園での保育園が決まり、会社に職場復帰。保育園生活がはじまると生活リズムが整い、案件探しに力を入れてみた。
クラウドワークスで応募を始め、素敵な企業さんと巡りあったり、コミュニティ経由で仕事依頼がきたりと、継続案件に恵まれ、そこからは毎月1〜2本は書けるようになった。(ただただ、ありがたい限りです。)
振り返ってみると、コミュニティに所属していたおかげで取材ライターの活動が非日常から日常になったし、じわじわとライターや広報の知り合いも増え、新しい世界が増えた1年半だったなと思う。
Webの取材記事やコンテンツが想像以上に沢山の人が関わり、考え抜かれたものだと知って、記事を読むのが今までよりも楽しくなったし、私もこんな風な滑らかな文を書きたい!と感じることも増えた。また明日からも、スモールステップで頑張ろう。
これからの目標も書いてみる。少し抽象的になってしまったけれど、1年後にどれだけ熟成できているかを楽しみにしよう。