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「どうせ私なんて…」を卒業する方法――自己否定のループから抜け出す5つのステップ
1. 「どうせ私なんて…」がクセになっていませんか?
「どうせ私なんて…」「頑張ったって無駄」「周りの人には敵わない」
こんな風に自己否定を繰り返していませんか?
まずお伝えしたいのは、「その考え、誰に植え付けられました?」ってこと。
実はこの自己否定のループ、多くは幼少期の経験や周囲からの影響によって根付いた「クセ」です。
でも安心してください。そのクセ、直せます!
この記事では、「どうせ私なんて」を卒業して、もっと自分らしく生きるための方法を5つお伝えします。
読み終わる頃には、「私って案外イケるじゃん」と思えるはず!
2. まず、「どうせ私なんて」の正体を知ろう
自己否定の思考回路は心理学的には「認知の歪み」と呼ばれます。
例えば:
・全か無か思考:完璧じゃなきゃ意味がない
・自己批判の過剰適用:少しのミスでも自分を全否定
・他人と自分を過剰に比較:SNSでキラキラしてる人と比べて落ち込む
こういった歪みが積み重なると、「どうせ私なんて」という思考のクセが出来上がるんです。
まるで使い古した靴下みたいにピッタリフィットしてるけど、穴だらけで機能してない、そんな感じ。
そして恐ろしい事に、こんな思考に陥ってしまっているその時は、客観的に自分を見れなくなってしまいます。
3. 「どうせ私なんて」から抜け出す5つのステップ
① 自分の言葉を観察する
まずは自分の口癖に注意を向けましょう。
たとえば:
・「どうせ私なんて」を言いがちなら、「なぜそう思ったの?何がそう思わせてるの?」と自問してみる
・「どうせ私なんて」と、 言葉にした瞬間に「本当?証拠はある?」と疑ってみる
ポイントは、ネガティブ思考を否定するのではなく、まずは「観察」すること。
この観察が、自己否定を手放す最初の一歩です。
② 小さな成功を思い出す
「どうせ私なんて」の裏には、「自分に価値がない」=「無価値観」という思い込みがあります。
でも、それって本当ですか?過去を振り返れば、何かしら成功したことがあるはずです。
・ 初めての仕事で褒められたこと
・誰かに感謝された出来事
・得意だった学校の科目や趣味
どんなに些細なことでもOK。「自分にもこんな良いところがあった」と思い出してみましょう。
たとえば、私の場合は
・友人に「聞いてくれてありがとう」と言われた
・忘れ物をせずに出張に行けた
・高校時代数学と音楽だけは成績が良かった
・小中高9年間同じ部活をやり切った
わかるでしょうか?誰かから見たら「普通の事」「あたりまえの事」でも全然良いんです。
因みに、忘れ物をせずに出張に行くとか普通の事ですよね。世間一般ではあたりまえという評価になると思います。
ですが、泊りがけで出かけるときに靴下とか、メイク落としとか、だいたい何かしらの忘れ物をしがちな私からしたら1週間の出張で忘れ物が無かった事は充分価値のある出来事と言えます。笑
だって、この「あたりまえ」は誰が決めたんでしょう?
私の価値基準ではありません!!笑
③ 他人と比べるのをやめる
自己否定の大きな原因は、他人との比較です。
それも、具体的な人物すら居ない「常識」「平均的」「一般的」という誰が決めたかわからない価値基準で比較している場合すらあります。
でも、他人の「成功」や「幸せ」は、あなたの価値を決めるものではありません。
SNSを見て「あの人は幸せそうなのに…」と思ったら、こんな風に考えてみてください。
「インスタに載せてない部分はどうなってるの?」
そう、みんな見せたい部分しか見せてないんです。比べるのは時間の無駄!
④ 自分を労わる時間を作る
自己否定に陥りやすい人は、頑張りすぎて心が疲れていることが多いんです。
私にも自己否定に陥った経験があります。
「誰か」の基準に合わせようと頑張り続けて、そこに達しない自分を「ダメだ」と否定する。無意識にそんなことをしていました。
何十年も誰かの価値観に合わせて生きてしまうと、心が疲れて頑張れなくなってしまうんですよね。
だからこそ、意識的に「自分を労わる時間」を作りましょう。
・趣味に没頭する
・ お気に入りのカフェでのんびりする
・誰かに相談してみる
自分に優しくすることで、心に余裕が生まれます。
⑤ 新しいチャレンジをする
それでも「どうせ私なんて・・・」と思って苦しくなってしまうあなた!
最後は、少し怖くても新しいことに挑戦してみることです。
「どうせ私なんて」と思いながらも、実際に行動してみると「意外とイケるじゃん」と思えるもの。
小さなことでいいんです。
興味のある趣味でいいんです。
・新しい料理を作る
・ 初めての場所に出かけてみる
・誰かに感謝の気持ちを伝える
・習い事をしてみる
小さな成功体験を積み重ねることで、「できる自分」を実感できます。
4. その問題は本当に問題ですか?
「どうせ私なんて」が出てくるとき、もう一度考えてみてください。
それ、本当に問題ですか?
・完璧じゃない自分を許せない
・ 他人と比べて自分が劣っている気がする
それ、問題ですか?
実際、今までそんな自分で生きてこれています。
案外楽しい事もそれなりにあったんじゃないでしょうか?
そして完璧な人なんていませんし、他人の「光る部分」だけを見ても意味がありません。
「どうせ私なんて」と思うたびに、「これって本当に大事?」と問いかけてみてください。
5. まとめ――「どうせ私なんて」はもう卒業!
「どうせ私なんて」と思うたびに、自分の中の否定的な声を観察し、少しずつ手放していきましょう。
この5つのステップを繰り返すことで、あなたの思考は確実に変わります。
そして、「どうせ私なんて」ではなく、「私だってできる!」と思えるようになる日は、きっとすぐそこです!