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【川瀬巴水】 「東京二十景」、「旅みやげ」、「日本風景集(東日本篇・関西篇)」など木版画・人気シリーズ 査定 鑑定 買取 致します

川瀬巴水の作品シリーズの中でも、とりわけ人気が高いとされるものを以下にまとめました。

特に「芝増上寺」は戦後、国賓への贈答品として用いられるなど、その芸術性が認められています。 ​また、アップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏も巴水の作品を愛したことでも知られています。

川瀬巴水  芝増上寺 しばぞうじょうじ 1925(大正14)年 木版(多色) 361 x 240 mm
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◎川瀬巴水の作品:ジャンルと代表的シリーズ

  • 東京十二景(東京十二題)
    1919~1921年にかけて制作された全12図からなる最初期のシリーズです​。浅草駒形河岸や夜の新川、春の愛宕山、雪の寺島村など江戸の名所と近代都市として変貌しつつあった東京の風景が題材となっており、四季折々の季節感たっぷりに当時の東京の姿を写し出しています。情緒豊かな東京の風景描写が好評を博し、巴水の版画家としての名声を高めました。

  • 東京二十景 
    1925~1930年にかけて制作された全20図のシリーズで、関東大震災後の復興期の東京をテーマとしています​。芝増上寺や浅草観音、馬込の月など、必ずしも著名な名所ばかりでなく震災から立ち上がる庶民の暮らしと街の情景が描かれました​。春夏秋冬それぞれの何気ない街角の一瞬を感情豊かに捉え、人々の喜怒哀楽までも表現した作品群であり​、巴水自身の作風の頂点とも評されます。

Moon at Magome (Magome no tsuki) 川瀬巴水1930年
https://artsandculture.google.com/asset/moon-at-magome-magome-no-tsuki-0001-%E3%80%81-0002/GAGX5zTaPY2tgw?hl=ja
  • 旅みやげ
    日本各地を旅して写生した風景をもとに制作されたシリーズで、第一集(1919~1920年)、第二集(1921年)、第三集(1924~1929年)からなります。​各地の名勝や町並みが題材となり、巴水の「旅情詩人」としての評価を高めました

    東北から北陸、関西から四国・九州まで各地の名勝や町並みが題材となりました。たとえば第一集には松島や塩原温泉(塩原三部作)など東日本の景勝地が含まれ、第二集では奈良二月堂や宇治平等院、宮島など西日本・四国方面、第三集では錦帯橋(山口)や福岡西公園など更に広範囲の風景が描かれています。旅先の情景を詩情豊かに表現したこれらの作品から、巴水は「旅情詩人」「旅の版画家」と称されました

旅みやげ第一集より
大正8~9年(1919~20) 木版 多色摺
  • 日本風景集(東日本篇・関西篇)
    1930年代に制作されたシリーズで、東日本篇(1932~1936年、全24図)と関西篇(1933~1943年、全24図)から成ります。​日本各地の風景を網羅的に描いた集大成的な作品群です。


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