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【浅野弥衛】 油彩、銅版画など各種版画 査定 鑑定 買取 致します

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浅野弥衛
油彩、銅版画など各種版画 査定 鑑定 買取 致します


◎浅野弥衛の芸術

浅野弥衛(あさの やえ、1914年生まれ、1996年没)は、三重県鈴鹿市出身の画家であり、独自の「ひっかき技法」を用いた抽象画で知られています。中学卒業後、職業軍人として満州で1年間を過ごしましたが、帰国後に絵画の道を志しました。1950年代から本格的に制作活動を開始し、美術文化協会に入会。1956年には同協会の常任委員となり、昼間は銀行に勤務しながら夜間に制作を続ける日々を送りました。45歳で銀行を退職し、画家としての活動に専念するようになりました。

浅野の作品は、釘などで画面を引っ掻いて描く「ひっかき技法」による抽象的なモノクローム作品が特徴です。この技法は、美術文化協会を退会した後に取り入れられ、一貫して用いられました。特に、乳白色の画面に無数の線を引っ掻いて描いた作品は、晩年に高く評価されました。彼の作品は、兵庫県立美術館や富山県立近代美術館などの現代美術展に出品され、60代後半から徐々に注目を集めるようになりました。

生涯を通じて三重県で過ごし、名古屋を芸術活動の拠点とした浅野は、1985年に名古屋市芸術賞特賞を受賞。1991年には三重県民功労賞を受賞するなど、地域の文化発展に寄与しました。1996年、81歳で生涯を閉じましたが、その作品は没後も各地の美術館で展示されています。例えば、1998年には東京国立近代美術館で「20世紀の“線描”―〈生成〉と〈差異〉」展が開催されました。また、生誕100年を迎えた2014年には、三重県鈴鹿市で「浅野弥衛生誕100周年記念展 ~浅野弥衛の世界~」が開かれ、彼の独特な世界観が再評価されました。

浅野の作品は、三重県立美術館、豊田市美術館、刈谷市美術館などに所蔵されています。特に三重県立美術館は、彼のゆかりの地であり、多くの作品を所蔵しています。また、豊田市美術館や刈谷市美術館でも彼の作品を見ることができます。これらの美術館では、企画展や常設展で浅野の作品が展示されることがあり、彼の独自の技法と表現を直接鑑賞することができます。


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