アカシックレコードからの過去世のストーリー「BANDA」〜Ⅱ
バンダは子どもの頃から
ずっとグレイ種族の元で
教育を受けてきた。
宇宙から見た地球の在り方
地球上の人類の在り方
グレイ種族の観点で
それらを教えられてきた。
だから
人間としての
感覚をすっかり忘れてしまっていた。
肉体と意識を離している時間が
大きかったために
彼の感覚もすっかり人間離れして
しまっていた。
バンダは殆どの時間
肉体と意識をバラバラにして
生活している。
地球上での活動をする時は
意識を肉体に戻す。
だから、空を飛んでいる時は
肉体に意識が戻る。
だから、とても新鮮に
この肉体を感じられる。
この感覚を感じている時は
彼にとっては貴重な時間だった。
殆どの時間は
宇宙船で過ごす。
宇宙船にいる時は
意識だけが
そこにいる状態。
でも、宇宙船ではホログラムの身体がある。
その身体に意識を乗せている時は
地球上の肉体ほど重くはなく
あるのかないのかわからない。
でも、視覚的に見ることは出来る。
宇宙船にはたくさんの人間と
グレイ種族がいる。
そこには
大きなひとつの街がある感じだ。
ホテルのような居住スペースがあり、
バーやイベントスペースもある。
教育スペースもあり
子どももいる。
私たちが仮想空間で過ごすみたいな感じといったら良いのだろうか。
バンダは物心ついた時から
この宇宙船の中で
生活している。
肉体と意識を切り離す
やり方も
生まれた時から
教育を受けている。
学校のような場所では
意識の使い方を
本当にたくさん教えられてきた。
その空間では
みんながテレパシーのようなもので会話をしている。
それが当たり前だった。
自分が思考したことは
すべて相手に伝わってしまうのも
当然のことだった。
バンダにとって
この生活が当たり前だった。
でも、自分の肉体に意識を戻した時の
感覚はとても心地の良いものだった。
だから、任務といえども
空を飛びながら
この肉体で自然を感じるのが
とても心地の良い時間だった。
20代後半になって
バンダは任務に行く機会が増え
肉体に意識を戻す機会が
増えてきた。
それと同時にバンダの中で
今自分の行っていることに
違和感を感じ始める。
ワンポイント
「意識と肉体を離すこと」について
このアカシックでの情報では
私たちが私と思っているひとりの人間は
意識と肉体に分かれています。
肉体は意識の乗り物のような感じで
肉体は老朽化し、いずれ使えなくなってしまうけれど
意識はずっとある不滅の存在です。
体外離脱などの状態は
この意識と肉体が離れた状態と思われます。
バンダの場合は体外離脱状態を人工的に作っていた感じでした。
そして、これを見た後に私は初めて知りましたが
国の内閣府の方針として挙げられている
「ムーンショット計画」
https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/sub1.html
ムーンショット目標1 2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現- 科学技術・イノベーション - 内閣府
ムーンショット目標1 2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現
リンク
www8.cao.go.jp
これはまさしく、バンダが宇宙船で経験していたことなのではないかと、かなり驚きました。
でも、これは人間として生きる意味を無視したものじゃないかと感じます。
良いとか悪いとかという見解ではなく
この過去世を思い出したからこそ
もうこのような経験はしたくないと感じています。
〜つづく〜