失敗した就活の話 #1
実は私、就活失敗してます。
失敗という言い方は適切でないかもしれないけど、すくなくとも最初に目指してた企業や業種は全て落ちて、仕切り直して今の会社に入りました。
そこで簡単になぜ失敗したかを、これからの就活生が失敗しないように残しておこうと思います。
1、バイトしすぎ
これに関しては言い訳のしようもないのですが、当時塾講師のバイトが何よりも楽しすぎて、大学通うよりもバイトに勤しんでました。
これを言うと責任感がないとか、親の金で何してるんだと言われかねないのですが、正直大学は自分のしたいことを見つける場所だと思ってます。"大学が"というよりは"大学に通っている間に"
だからこそ、モラトリアムと呼ばれているのだと思います。
それはさておき、バイトをしすぎた結果、就活を始めたのが1月からでした。その時点ですでに出遅れで、先輩講師の中にはすでに内定をもらっている人もいました。
本当に行きたいかどうかに関わらず、その時点で内定を持っていること自体がその後の就活のアドバンテージになります。
なぜなら、「私は早くから動くことのできる人間でなおかつ、他社に認めてもらえる能力を持った人間」という証明になるからです。
2、やりたいことがなかった
もっと正確に言うと、家族を養うことを考えて(その時はまだ籍は入れてませんでしたが)、収入の多いところに行こうと思っていました。
その結果、ずっとやりたいと思っていた教育関係の仕事(特に英語講師はバイトで5年していたので)を諦め、英語が使えて自分が成長できる場所に行きたいと考え、商社やコンサルを受けていました。
実際、コンサルのインターンに参加したり、二次に進めたり、商社に関しては三次面接まで進んだものもありました。
それでも全て落ちたことの理由の一つは、そこまで明確にやりたいことを絞っていなかったからだと思います。
究極的に言えば、私はプロフィール記事にもある通り、賢くなりたいが最終の漠然とした理想なので、なんでもやりたいし何か特定のことに絞りたくなかった節がありました。
そのせいで、自分のこと(自己分析はあえてせずとも普段からしていたので完璧だった自信はあります)は話せても、企業や将来何をしたいかがしっかりと伝えられませんでした。
最近は特に、まだ働いてもないのにキャリアプランを考えることが当たり前になっています。だからこそ、早め早めにインターンやバイトなどいろんな経験を積むことが大事なのでしょう。
3、シンプルに努力不足
これは私の一番弱い部分です。基本が怠惰なので、これまで磨き上げたTOEICのスコアと自己分析の正確さしか武器がありませんでした。
それでもある程度のところには受かるでしょうが、私が受けていたのはそれぞれの業界でトップのところばかりだったので、すぐにボロが出て落ちました。
本気で受かりたいなら自分のこともそうですが、相手のことも十分に知っておくべきです。それだけでなく、OB訪問や多数のイベントに参加することで"人に会って情報を得る"ということが一番重要になります。
ネットの時代、人に会わずとも情報を集めることはできます。ですが、それは誰でもできること。
人に会って自分にしか得られない情報を集めて、それを自分なりにまとめること。それで自分だけの情報、自分に必要な情報を完成させること。
そしてそれを人に伝えられるようにしておくこと。
それができるかどうかの違いは大きいと思います。
コミュ障は不利です…。
最後に…
ここまで読んでいただきありがとうございます。
これからも就活の失敗談や逆にその中でもうまくいった話をいくつか紹介していきます。
これでも楽天と任天堂は最終面接までは行けたので、その分析もしたいと思います。