新卒3年目で会社を卒業する退職エントリ
2021年5月いっぱいで、新卒で入社した会社を卒業します。この機会に、退職エントリを書いてみたいと思います。
今まで何をしてきたのか
19卒として入社し、2年と2ヶ月働きました。社員は1000人を超える、大企業の部類だったと思います。
在籍していた部署は、とても説明しづらいのですが、この業界にしかないような仕事でした。ミドルオフィスでした。
なぜ退職するのか
1番の理由はこれです。
入社時から自分がやりたいことがあったが、
そのやりたいことが社内でできる可能性が見込めなかった
私は新卒で配属された部署が、第3希望にも入れていない部署でした。
配属が決まった瞬間は本当にショックで同期の前で大泣きしましたww
会社自体は第一志望で、内定をもらったことが本当に嬉しかったのですが、せめて配属も第3希望くらいまでには入るだろう、と甘く考えていました。
仕事内容が自分にはあってないと感じてはいたものの、まずは目の前のことをできるようになろう、と必死に頑張りました。並行して、自分がやりたいことははっきりとあったので、上司との面談でも部署異動がしたいと言い続けました。しかし、1000人を超える組織で、私一人の都合だけで、そう簡単に部署異動ができないこともわかっていました。
「ずっと言い続けても、無理なものは無理」
行きたい部署のポジションあくのは、1年後、いや、5年後かもしれない。もしかしたらずっと空かない可能性だってある。しかも、私を部署異動させるよりも、中途で採用したほうがいい場合だってある。
そう思った私は、「希望は伝えつつも、自分で期限を決めなければならない」と考え、もし希望が叶わないのなら、2年目が終わったくらいで辞めよう、と決意しました。
なぜ入社3年目なのか
納得できる配属ではなく、毎日モヤモヤと働いている中で、就活生の時以上に、「キャリア」について考えました。
自分のやりたいことは何なのか、どういう時にやりがいを感じるのか、20代はどうキャリア形成していけばいいのか、関連するような書籍をたくさん読みました。
色々な本を読んでいて感じたことは、「未経験職種への挑戦は、若ければ若いほどいい」ということでした。また、「20代のキャリアが30代を創る」ということも見えてきました。
私は将来、結婚し、家庭を持ちながらも働き続けたくて、27〜28歳で結婚して、29歳では第一子を産みたい、30代で第二子も欲しい、というライフプランがあります。
28〜29歳で産育休をとりたい。子供ができたあとは、しばらく時短勤務で働きたい。
ということは、28〜29歳までに仕事に慣れておかなければならない⇨今24歳だから、あと5年くらい?⇨やばい、部署異動をただ待っている暇はない!
と焦りを感じました。
女性はどうしても妊娠出産でキャリアが一時的に断絶されます。そして、時短勤務で未経験の職種にチャレンジするのはなかなか厳しい。
「産後の仕事は、産前からしか選べないよ」とどこかで聞いたことがあります。実際会社のワーママさんを見ていても、産前にやっていた仕事をしたり、フルタイムで働く人の作業を巻き取る、ということが多かったため、未経験のことに挑戦するなら現実的に見ても早い方が良さそう、と感じました。
最初は転職が怖かったし、「新卒で入った会社はとりあえず3年は勤めるべきだ」という考え方に最初は縛られていましたが、冷静に考えていると、モヤモヤしながら3年働くのって若さの無駄だな、とだんだん考え方が変化して、辞める決断に至りました。
前職のいいところ、私にあっていなかったところ
【いいところ】
社会人の基礎が身についた
大企業あるあるですが、1ヶ月きちんと研修があって、名刺の渡し方から仕事におけるマインド面まで、みっちり研修してもらいました。いきなり現場出てこい!とかはなく、ちゃんと丁寧に教えてくれました。2年間で、ビジネスメールの書き方やコミュニケーション能力、調整力、といった、いわゆる”社会人基礎力”がついたのではないかと思います。
大切な同期ができた
2年間、仕事がちゃんと続けられたのは、同期の存在があったからです。
辛い時も、お互いに励まし合って、本当にたくさん助けられました。
私が会社を辞めても、普通の友人として末長く仲良くしていきたいと思います。個人的には、新卒で入る会社は同期の数がある程度いるところがいいと思ってます。同期の存在は偉大です。
教えてくれる先輩や、上司が本当にいい人だった
また人間関係の面なのですが、教えてくださる先輩方が本当にいい方々でした。わからないことを聞いても丁寧に答えてました。上司も本当にいい人でした。相談しやすくて、丁寧にFBをくれる方が多かったです。何度も助けられて、理不尽だと思ったことは一度もありませんでした。
【私に合っていなかったところ】
※あえて「悪いところ」ではなく、”私には”合ってなかったと表記します
休み方
一番私に合っていなかったのは、土日休みではなかったところです。
就活生の時、募集要項に「土日祝日休み」と書いていたので選考に進んだのですが、配属された部署が、ちょうど土日出勤のある部署でした。
休みの日は友達と遊びたいし、仕事もプライベートも両方充実させる社会人になりたいと思っていました。ただ、土日に友達から誘われているのに、仕事があって行けない、というのが合ってないと感じていました。
5年後もずっとこの仕事をするイメージではなかった
非常に奥が深い分野でしたが、この先ずっとこの業界でやっていこうとは思えませんでした。
この業界でしか通用しない専門性はつきます。かといって一生この会社にいるつもりはなかったし、やりたい仕事をするためのスキルがそこまでつかないとは感じていました。
これから何をするのか
私は、ずっとやりたかった広報の仕事につきます。事業会社で、一人目広報として入社します。
実は、業務委託で2月からスタートアップで広報の仕事に関わらせてもらっていました。(次に入社するのはその会社とは別の会社です)
自分が本業で広報の仕事ができるように、スタートアップで広報としての実務を経験してきました。今回その経験もアピールし、転職することができました。
今まで、複業でライターをしたり、自分でブログを書いたり、”書く仕事”を通して、世の中に、自分が素敵だと思うモノやサービスを広めてきました。副業でもやりがいは感じていました。でも、私はその”広める”という分野を本気で極めたいと思いました。ライターにならなかった理由、広告代理店を選ばなかった理由はあります。(それはまたどこかで書きたい)
新しい環境で、精一杯やっていきたいと思います。(内心、やっっっと自分がやりたいことができる、とめちゃワクワクしています!!!!!)
最後に
・転職とか、キャリア形成を考えるために読んだ本のこと
・未経験職種に転職するためにしたこと
・職務経歴書や面接での学び
・次の会社に入るきっかけとなった、wantedlyの活用方法
…については、別記事で書こうと思っています。
この経験が誰かの役に立てばいいなと思っているので、何か書いて欲しい記事や質問があればTwitterのDMでも、コメント欄でも教えてください!
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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