僕の名前(ロッキーいしみねと伊志嶺弘智)の話
ロッキーいしみねです。
本名は伊志嶺 弘智(いしみね ひろとも)です。
本名かたいね。
ロッキーいしみねの歴史
22歳の頃、沖縄で泡盛専門店の店長しており、その時のオーナーから「名前呼びにくいからアダ名めるわ」と出勤初日に言われ、翌日渡されたアダ名が「ロッキーだった」
由来は
いしみね→いし→石→岩→ロック→ロッキー
らしい。
勤め先は牧志公設市場という大きな市場で、周囲には店舗が密集し、良くも悪くも人間関係が近距離だったこともあり僕の「ロッキー」というアダ名はすぐ周囲に認知されたし、毎日店頭に立つのでお客さんや問屋さんからも「ロッキー」と呼ばれるようになりだした。
僕自身も初対面から「ロッキーです」と名乗るようになり、それはプライベートでも同じだった。
泡盛の勉強会、お笑いライブ、雑誌インタビューなど人前に出るときも本名ではなく「ロッキー」と名乗っていたし、周囲からの浮いた視線や違和感が消えていくのに時間はかからなかった。
「ロッキー」から「ロッキーいしみね」へ変更するようになったのは、東京でお笑いをやると決めた時に「芸名がロッキーじゃダメだ」と感じていたから。
その理由は2つあって
1つ目は検索しにくいこと。ロッキーってググっても映画が出るでしょ。
2つ目は中途半端にダサいこと。「かっこいいと思って名付けたんか?」と思われるのがネガティブプロモーションになっちゃう名前だから、普通にするか更にダサくするか迷った。
「ダサさを足すか」と思い本名の伊志嶺を平仮名で付け足し「ロッキーいしみね」になる。
昔のプロレスラーみたいなネームバランスだよね。
なんかダサ芸名じゃん。
名前の歴史はこんなもん。
めんどくさい
今も挨拶の時は「初めまして。ロッキーです」と名乗っている。
お笑いの現場はそれでもいい。問題ない。
しかしお笑い以外の現場が少し面倒なんだ。
これは仕方ないのだが、まずはキョトンとされるか半笑いになり、その後は7割方「ロッキー?さん?」と聞き返されることになる。
仕方ない。
「はい。ロッキーです」
そう答えて、すぐ本題に移ることにしているのだが、たまに「本名ですか?」と続けて質問してくる方もいる。
仕方ない。
「あー、お笑い芸人もやってて、芸名がロッキーなんですよ」
そう答えて、また本題に移ることにしているのだが、たまに「芸人?」と続けて質問してくる方もいる。
仕方ない。
「はい。芸人しながらイベント制作とかアレとかコレとか色々やってます」
そう答えて、また本題に移ることにしているのだが、たまに「テレビとか出てるんですか?」と続けて質問してくる方もいる。
仕方なくない。
さっさと話題変えろ。
まー、珍しいかもね。
7割はそう。
引っかかりなく「ロッキーを本名と思ってる」方が残りの3割。
名前なんてどうでもいい
「ロッキー」やら「ロッキーいしみね」やらは気に入ってるんです。
けどね、実際思うのが名前なんて本当はどうでもいいんだよ。
ロッキーでも弘智でもカツカレーでもなんでもいい。
認識できるなら呼び名なんてものは何だっていいんだ。
普段から本名じゃなく芸名を名乗ってるのも、相手に認知されやすくて他者と差別化できるからだもん。
本名の由来
伊志嶺 弘智。
父親が弘法大師空海が好きで、そのあたりから名付けたと聞いた。
僕は真言宗にも空海にも詳しくないのでいい加減勉強しなければ。
妹は「さち」って名前なんだけど、僕と妹がまだ小学生の頃、妹に突然呼び出されて一冊の本を渡された。
「親の本棚にあった」
そう告げられて表紙を見ると、作者のネームに「ひろさちや」と表記されていた。
由来の真相はまだまだ深そうだ。
本名が好き
もう本名で活動することは殆どないんだけど、僕は自分の本名をめちゃくちゃ気に入っている。サイコー。
伊志嶺 弘智だよ。画数多いしカッコいい。
弘智って名前好きなんだよ。
1番気に入ってるのは、普通に聞こえてなかなか見当たらない名前だから。
「ともひろ」は多いのに「ひろとも」には出会わないよね?
僕も殆ど出会ったことがない。
「普通に見えてオリジナリティがある」っていいよなーと。
ちなみに
弘智って名前は父親がつけたのだが、母親の案は「翼」だったらしい。
父親のセンスで良かった気がする。
僕のルックスと性格で翼だとパンチがない。
そして、その「つばさ」の名前は甥っ子が受け継いだ。なぜに。
伊志嶺家のセンス
僕は4人兄妹の長男で、下に妹・弟・妹がいる。
弟の名前の由来は出産前に見てたテレビ番組からとったし、末っ子の名前の由来は、僕の同級生に可愛い双子がいて、そのどっちかの名前にする。だった。
そしてその末っ子の子供の名前の由来は、前述した「弘智の名前候補だった『つばさ』が余ってるし使うわ」だ。
そんなものかね。