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本家は必見、リメイクは・・・~「オズの魔法使」「ウィズ」
魔法使”い” ではないらしい。
今回は”オズの魔法使”。というより先に観たのはそれをリメイクした「ウィズ」の方。舞台を現代にしてアフリカ系アメリカ文化を背景にしたミュージカルを映画化したもの。とのこと。
ストーリーはほぼ本家そのまま。
見どころは何といってもダイアナ・ロスとカカシ役のマイケル・ジャクソン。思っていた以上に演技している!歌もダンスも良し!
それなのに全体を通すと何がいけなかったのか。
興行は失敗で、ダイアナ・ロスも女優活動はこれで最後になってしまったようだ。
思うに、、ちょっと気持ち悪いのが原因なのではないか。子ども向けなのか大人向けなのかが判然としないのだ。
こちらは本家。
85年前の作品とは思えない完成度。足すものも引くものないのではないか。
ただ、このジュディを観る度にいろいろと思いを馳せてしまう。うーん、業を抱えた女優だ。
最後の「やっぱり家が一番」というセリフ、原作どおりかは知らないのだが、1939年という時代背景を思うに来るべき戦禍を予見させるようなセリフだなあと思ってしまう。
それにしても、オズの魔法使いそのものは、結局何もしてくれなかったんだなーと改めて知った。