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名曲ありきはズルい~「ボヘミアン・ラプソディ」

この映画、流行ったなあ。映画館には見に行かなかったけど、周りはみんなこの話で持ちきりだった覚えがある。2018年公開「ボヘミアン・ラプソディ」

あらすじとしては、成功→確執→挫折→復活、みたいなスタンダードな展開。正直その描き方はありきたりで、それほど面白くもない。

でもそんな凡庸な描写も終盤のライブエイドの場面ですべて帳消しにしてくれる。それほどあの場面で受けるカタルシスは素晴らしいものがあった。

思えば映画の中で名曲・名パフォーマンスの場面がある作品って強いと思う。いや、言うなればズルい。映画では相当入念に作りこまなければ与えられない揺さぶりをわずか1つのパフォーマンスで与えてしまうのだから。
そういう意味で、40~50年代にミュージカル映画が流行ったのもうなずける。

それにしても、フレディってそんなに歯が目立ったかな。写真を見る限りそう思ったことはないのだけど。。ちょっとやり過ぎでは?と思ってしまった。

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