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2023年の振り返り

noteの存在、忘れてないですよ…( ˆ꒳ˆ; )

久々の投稿になってしまいましたが、今年を振り返っていこうと思います。

"普通"に生きることに必死だった上半期

実は上半期については、ほぼ記憶が無いので詳しくは書けないのですが、立て続けに病気に罹ったり、睡眠に深刻な問題が起きつつあるのに無理をしたり、心身ともに限界を感じていました。
昔から"普通"への執着が強く、それまでは何とか普通に生きているように誤魔化せていましたが、年齢とともに無理もきかなくなってきており、先が見えず絶望していました。

リズム障害と診断されてからの下半期

夏に生活リズムをどうしても戻せなくなり、ネットで情報収集を始めたこと・睡眠外来を受診するようになったことが転機となりました。
ネットでリズム障害の存在を知り、もしかして自分もそうかも?と思い、睡眠外来で予想と同じくリズム障害(私はその中でも睡眠・覚醒相後退障害)と診断されました。
その過程において、良い影響がいくつかあったので、そちらを詳しく書いていきます!

精神的に楽になった

やはりこれが一番ですね。
長年抱えてきた、悩みのようなコンプレックスのような、でも認識しないようにしてきた、得体の知れないものに「障害」として名前がついたことが、とにかく安心をもたらしてくれました。
自分の甘えや弱さに起因すると思い込み、時に自分を全否定して責めて苦しんでいた症状が、単に体質によるもので、仕方のないことであるということが分かり、心が軽くなりました。
そして、同じ境遇の方々と出会うことができ、一人ではないと実感することができました。
大袈裟かも知れませんが、人生で初めて自分を許すことができ、存在して良いんだ、と思えるようになりました。

睡眠リズムが安定してきた

思い通りに就寝・起床することが出来ず、長年自分の睡眠のリズムを信用できませんでした。
そのため、公私共に時間の約束については守れる気がせず(実際守れない事が多々あり…)、「行けたら行く」を地でゆく人間でした。
それが現在は、薬物療法および生活の見直しにより、概ね毎日「夜に寝て、朝に起きる」ことができています。
まだまだ課題も存在しますが、長期的に一般人に近い(と思われる)リズムで生活できているのは誇張無しに人生初で、感動を覚えています。

約半年の睡眠リズムの変化

(かなりぼかしていますが…)上が夏頃の睡眠記録、下が最近の睡眠記録です。
睡眠リズムの前進および安定が記録にも表れています。

健康に気を遣うようになった

今までは、どうせ生活リズムの調整が上手くいかないので、巷で睡眠のために良いと言われていること(光や、運動や食事など)を敬遠していました。
「こうすれば生活リズムを改善できる」という旨の情報は全て的外れだと感じ辟易していたのですが、決して全てが間違っているわけではありませんでした。
というのも、現在私が朝型の生活リズムを維持できているのは、経験上やはり薬の影響が大きいです。
しかしながら、薬を飲んでいれば何をしても良いというわけではなく、生活の見直しも重要であると身をもって実感しています(実際に医師からの指導もありました)。
現在は睡眠に良いことは何でもやろうというマインドで、日中に陽の光を浴びること・適度な運動・バランスの良い食事などを心がけて生活しています。
睡眠に気を遣うことは、健康に気を遣うことに直結すると気付くと同時に、今までどれだけ不健康な生活をしていたかと思うと怖くなります…

挑戦し、それを発信できた

睡眠のことを包み隠さず公開することをはじめ、運動やイラストや読書、このnoteの執筆など、「新しいことを始めて、それを外に発信する」ことに取り組むことができました。
今までは、朝起きられないのを知られたくない、どうせ遅いから走らない、下手だから絵は描かない、ネットに公開するなんて以ての外!という考えでした。
もっと言うとSNSでオープンなアカウントを持つことすら抵抗がありました。
変なプライドの高さ?完璧主義?によって色々と拗らせている自覚があって、過去にそれによる苦労や機会損失も多々ありました。
睡眠と直接的な関係はありませんが、意識的に改善していければと思い、実践中です(勿論節度を守って…)。
今後も小さなことを積み重ねて慣れや自信に繋がればと思います。

視野が広がった

自分自身についても、周囲についても、広い視野をもてるようになったと感じています。
今まで流されて何となく生きてきた私ですが、睡眠障害の診断がおりたり、就労面での困難に直面することで、従来の凝り固まった価値観に気付かされました。
また、自分を見つめ直すことを通して、ハンデを持つ方の苦悩や、社会のルールへの違和感など、今まで何も考えずに受け入れていたことについて考えるようになりました。
相手の立場で考えることや想像力を働かせることが、初めて本当の意味でできるようになったと感じています。
都合の良い話ではありますが、人として本当に手遅れになる前に気付けて良かった、と素直に思います…

最後に

2023年、私にとっては忘れられない1年になりました。
出会ってくださった方々(中には直接お会いできた方も!)に本当に感謝しています。

個人的にはまだまだ課題は山積みですが、精一杯もがいていくつもりです。
来年もどうぞよろしくお願いします!

るな

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