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足部の安定に欠かせない後脛骨筋
今回のテーマは「足部の安定性に重要な後脛骨筋-運動療法エクササイズ3選-」になります。
こちらの記事を最後まで読むと
・後脛骨筋の機能が知れる
・機能不全(PTTD)を知れる
・後脛骨筋exの引き出しが増える
・選択的なエクササイズが展開できる
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今回の記事は、「後脛骨筋」についてになります。
後脛骨筋は長趾屈筋と長母趾屈筋と同様に腓腹筋の深部に位置している筋肉になります。筋長が長い特徴がありますが、機能的にも重要な役割があります。
足部の安定性には後脛骨筋の機能が重要になりますし、足部の不安定性は運動連鎖を考えると膝への影響も生み出してしまいます。(上行性運動連鎖)
後脛骨筋の機能が低下するとどうなるのか?
どのようにエクササイズすればいいのか?
この辺りが網羅的に理解できるように進めていきます。
では始めていきます!
◆足関節運動学の改訂
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後脛骨筋により先に、足関節の運動学について再度認識しておく必要があります。後脛骨筋の作用として、足関節がどのように動くのかを理解するには、前提知識が重要になります。
改訂があった部分は「回内回外」「内がえし外がえし」です。
矢状面→底屈背屈
前額面→内転外転
水平面→内がえし外がえし
複合運動→回内回外
内がえし・外がえしは水平面の運動になります。
回内は背屈・外転・外がえし、回外は底屈・内転・内がえしとなるので、復習しておきましょう。
底屈・内転・内がえし:回外
背屈・外転・外がえし:回内
私自身も間違えてしまうこともありますが、一緒に学んでいきましょう。
では本題になります。
◆後脛骨筋
□解剖
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