迫力満点のぬか漬けです
実家に帰省したときに冷蔵庫で見つけたもの。
ドーンと冷蔵庫のスペースを取って、はばを利かせています。重さもタップリ。
母の友人が毎年送ってくれる「水なすのお漬物」です。
水なすとは
水なすは関東ではあまり見かけませんが、普通の茄子よりずいぶん丸っこくてどちらかと言えば不格好、でも愛嬌があります。
灰汁が少なく、生食もできるそうです。
栽培の本場は大阪の泉州地域。
大阪府の南西部で和歌山に近いあたり、関西国際空港がある地域と言えばわかりやすいでしょうか。
実家が関西にあると一口に言っても、兵庫県の東の端で生まれ育った私にとって、大阪南部はナゾの地域です。
まるごと水なす一個がヌカにすっぽり
この水なすのお漬物、迫力満点です。
ビニール袋に水なすが一個まるごとヌカに漬けられたままやって来るのです。
袋の上の方を切って開けてみました。
ヌカの山の上に水なすをのせてみました。
ヌカを取ったら、こんな濃紺のきれいな色に漬かっています。
ヘタを取って、タテにざっくり切ってみました。
食べやすいようにさらに切ってできあがり。
さんさ漬
このお漬物は、「さんさ漬」という名前で北由食品さんというお漬物屋さんが販売されているものです。
ホームページを読むと、水で洗って、ヘタを落として、手でタテに割いて食べるのがおススメだそうです。
すでに包丁で切ったあと…。遅かった。
白いご飯にこのお漬物があれば、暑い日のお昼ご飯は完璧です。
残念なのは、水なすであっても茄子の仲間である限り、切ってしばらく置いておくと、色が変わってしまうこと。
それでも、お昼に切って、夕食に食べるぐらいは何ともありません。
そもそも、お昼に水なすをヌカから出して、夕食まで残ることなどほとんどありません(笑)。
ぬか漬けには、ビタミン類や植物性乳酸菌がいっぱい含まれていますし、暑いときにはお漬け物のしょっぱ酸っぱさで食が進みます。
残ったヌカをそのまま捨てるのはあまりにももったいない。別の野菜でリユース計画中です。
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