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母という職業について改めて考える
私は長女を出産したとき、自ら進んで専業主婦になりました。
子どもが小さいうちは一緒に過ごしたい、
成長を側で見守りたい、そんな思いがありました。
実際、子どもと一緒に過ごす時間は尊く、とても幸せでした。
でも子どもの成長はグラデーションのようなもので、
毎日ビッグニュースや刺激的なことがあるわけではなく、
現実は単調で同じことの繰り返し。
時々ものすごい空虚感に襲われることもありました。
母親しかしてない自分に自信を失うことも。
今回のnoteは、そんな過去の私のように
母親としての価値を見出せなくなってる人にぜひ読んでほしい内容です。
「母」という仕事
もし労働だったら…と考えると、
次のような条件で言い表せるかなと思います。
365日24時間休みなし
まとまった休憩は原則なし(時にはトイレに行く時間さえない)
睡眠時間は一応あるが、基本的に満足に取れない
予告なく夜勤や早朝出勤を求められることがある
食事は基本冷めたもの、後回しかつ早食いを求められる
強靭な体力と精神力が必要
大きな責任感が伴う
理不尽なクレームにも柔軟に対応
言葉が通じないことも多々ある
ハイパーマルチタスク
マネージャー 兼 保育士 兼 看護師 兼 料理人 兼 ハウスキーパー
改めて書き連ねてみると、もう人の域を超えてますね。。。
それでいて、母という仕事は報酬ゼロ!!!!!
成果も見えづらい。
”なんだか報われないな”と感じても無理はありません。
一人では生きていけない小さな命を守り抜き、
育てるということは並大抵のことではないはず。
それを、見返りなしにただただ愛情だけで毎日こなしてるの、
偉大すぎやしませんか?
もっと自分を褒めていこう
母って、本当にすごい仕事ですよ。
なのに私たちは、無意識レベルで
周りの母達の優れた一面と比べて
落ち込んだり自己嫌悪に陥ったりしています。
大事なのは、周りと比べてどうかではなく、
今目の前にいる我が子にとって、どんな母親であるかということ。
今日も朝から「ママ、ママ」と絶えず呼ばれて、
忙しいのにな…一人になりたいな…と思いながらも
耳を傾けたり目を向けたりした。
「お腹空いた」という子にごはんを用意した。
洗濯や掃除をしながら遊びに付き合った。
何もしなかったようで、
当たり前のように子どもや家族のためにしたことは
数えきれないほどあるはずです。
報酬はないかもしれない。
誰からも「ありがとう」と感謝されることもなかったかもしれない。
それでも、ものすごい尊い仕事をした。
できなかったことを悔やむより
できたことに目を向けていきましょう。
今日もよく頑張った!私って本当にすごい!
母達みんな、そうですよね?
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