小児慢性疲労症候群と8050問題

不登校は小児慢性疲労症候群

前の記事の補足にもなるが、疲労と学習意欲と関連性の調査において、小児慢性疲労症候群患児にも回答をもらった結果も転載してみよう。

ここで少々解説しなければならないが、小児慢性疲労症候群とは何ぞや?と思われた人もいるかもしれない。

これまで私の教育問題の一連の記事でもみてきたような、昼夜逆転などの生体リズムの乱れ、不定愁訴など、不登校児の多く(8割程度ともいわれる)に見られるこの症状をまとめてこう呼ぶ。これまで敢えて明言はしてこなかったので、戸惑われたか人もいるしれない。突然で申し訳ない。

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教育と医学2016年6月号 p80)

やはり、前の記事同様、小児慢性疲労症候群児も、疲労度とそれに伴って学習意欲が落ちているのがわかる。


「小児慢性疲労症候群」は大人でも起こる

私がこの「小児慢性疲労症候群」という言葉を使ってこなかったのはこの「小児」という言葉が少々引っかかったからである。小児慢性疲労症候群は子供に限らず、大人でも同様の症状が起こるからである。実際、中高年の引きこもりも多く、社会人になってから初めて引きこもりになった、というケースも少なくない。また、8050問題といって、80代の親が50代の子の面倒を見るといった、引きこもりの長期化も大きな問題となっている。

中高年の引きこもりの人がすべて「小児慢性疲労症候群」というわけではないだろうが、かなり多くの割合で存在すると思う。

私だって、この8050問題、他人事ではない。近い将来こうなってしまうのではないかと不安を抱きながら、それでも何か解決の糸口がないか、フラフラの身体でいろいろ模索中である。

(8/15追記)
※本記事の訂正記事を出しました。慢性疲労症候群と小児慢性疲労症候群の病気の本質は同じという私の認識になりました。混乱させて申し訳ありません。


後書き

今回は少々短い記事になった。本文中にも書いたように、私も、8050問題の渦中に片足、いや両足突っ込んでいるような状態である。その解決のせめてのきっかけになればと、実は今、クラウドファンディングのプロジェクトを作成中である。作成途中なのでまだはっきりしたことは言えないが、ライブ配信の環境が自宅だと、周辺環境の問題でどうしても整わないので、賃貸住宅を借り、そこでライブ配信を行うための資金を募るといった内容になると思う。私はリアルでもネットでも人脈は無いに等しいし、そうそう資金が早く集まるとは思えないので、プロジェクトは繰り返し掲載していく予定。あと、クラウドファンディングをきっかけに人脈も広げたいとも思っている。ちなみに、クラウドファンディングのフォーマットはCAMPFIREになる予定。まだ何もないけど、私のアカウントはこちら

前回も書いたけど、私のコンテンツのポータルサイトも立ち上げました。クラウドファンディングなどの連絡はここでも行う予定。


では、また。

クラウドファンディングの件もプロジェクトが完成した暁はぜひよろしく。


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