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働く母の背中

世代なのもあるだろう。
私の母は当時勤めていた会社を出産を機に退職し、以来、専業主婦で育児に専念していた。
育児がひと段落してから、パートを始め、学習塾やお店などいろんな職種を経験し、持ち前のコミュニケーション力で今で言うリファラル採用かのごとく、知り合いのツテで芋蔓式に仕事が決まり、今は手に職を付けた仕事でインバウンドの恩恵を受けて忙しく働いている。

リモートワークできる仕事ではないので、通勤も大変だし、体力的にも決して楽ではない。
あまり無理をしなくてもと横から見ていたが、「すごく喜んでくれる姿が嬉しくて」と仕事のやりがいを話してくれた。
引く手数多に週に何回か仕事をし、1日1万歩以上は軽く運動し、いただく給料で孫の服を買ったり、友人と旅行や美味しいご飯を食べたり、この前は「清水の舞台から飛び降りる気持ちで」と値が張るイタリア製の冬用コートを自分用に買っていた。
※いくらだと思う?と聞かれ、答えた数字の遥か倍であった。母ちゃん、すごいわ。(いや、私の見る目がないのか)

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飛行機で向かう距離の出張に行くと話したところ、夫と義母はふーんくらいの反応しかなかったが(むしろ残された育児と家事を心配しているくらいで)、実両親は私の仕事のステップアップを純粋に喜んでくれていて、あぁこの両親に育てられたからこそ、私が少しも迷うことなく、ジェンダーバイアスに絡まることなく、自分のキャリアを考えてこれたんだなと改めて思った。

ペイフォワードで、私も娘に働く背中を見せ続け、娘の人生の選択とドライブを全力で応援していきたい。

そして私も 70 代になっても、その時の自分に合った、素敵な装いを、自分の稼いだお金で買い、ファッションと旅行と友人との会話を楽しむ人生を送りたい。

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