恋愛に対して思うこと
連続投稿が途絶える通知が来たので、急いで書き始めました。お久しぶりです!risuiです。
この数ヶ月間、バイトやテスト等でバタバタとしており…ネタが思いつけばすぐにnoteへ書き移してはいたのですが、どれもこれもなかなか書き終えないままいくつも下書き行きになっていました。これは今日中に書き終えて、今日中に投稿します絶対!
さて、いや〜夏ですね。花火大会やお祭りに浮き足立つ人々も、鳴き叫ぶ蝉の声も、少し自転車を走らせただけで滲み出る汗も、ハーフパンツを履いて出かけた時の気持ちよさも、電車の中の効きすぎる冷房も、家の廊下の青草のような匂いも、私が大好きな夏を感じられる最高の瞬間です。
私の最近の変化は、髪をオレンジに染めたことです。ちょっと焦げかかったオレンジです。ここ半年以上ずーっとショートカットなのですが、前回より色はだいぶ明るいので、自分の姿を見るたびに夏を感じることができて気分あがります。ピアスも映えるので嬉しいです。ファッションにおいても夏のお洋服(半袖tシャツ、ハーフパンツ、ポロシャツ)が一番好きなので、安くて品質の良い古着を発掘しては、日々新しいコーデの組み合わせを見つける日々です。楽しい!
前置きが長くなりましたが、今日は、今現在の私の恋愛観を綴っておこうと思います。書いておこうと思ったきっかけはいくつかあるのですが、大雑把に言えば10代の今にしか感じ得ないであろう恋愛観をこのnoteに封じ込めておきたいと、乱暴ながらに思ったからです。今のうちに、みたいな焦燥も少しあるのですが。
大学に入ってから、電車に乗っている間の空き時間を読書に費やしていました。恋愛小説が好きなので、古本屋で買ったものから、本屋大賞を受賞した新刊まで色々な年代の恋愛小説を読みました。(連城三紀彦さんや江國香織さん、町田その子さんや辻村深月さんなど)
特におすすめなものを少し貼り付けておきます。読む本に悩んでいる方はぜひ!!
・連城三紀彦『恋文・私の叔父さん』
1984年の直木賞受賞作。今の時代には味わえないような、儚くも逞しい恋愛を味わいたい方におすすめ。
・町田その子『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』
本屋大賞受賞の作家、町田その子さんのデビュー作。不器用な男女が織りなす純粋な恋愛を綴る、連作短編集。
恋愛小説を読んでいて毎回感じるのは、大人になってからの恋愛ってかっこいいけれど切ないな、ということ。一晩限りの関係、不倫。私からは程遠い、経験する想像すらつかない、でも世間では当たり前のように起こっている出来事が、大人の世界のかっこいい出来事の様でいて、とても悲しくて切ないものに感じられてしまうのです。
自分がロマンチストである自覚はあるのですが、純粋に愛し愛される関係って大人になってからも味わえるのでしょうか。人と人との密な繋がりって、今のSNSが基盤となった時代でも、年を重ねても、継続するんでしょうか。
そんな疑念と期待を抱く、言ってしまえば、まだ恋愛についての知識や経験が大きく欠けている今のうちに、今の私の恋愛観を綴っておこうと。いつか見返してケラケラ笑えるタイムカプセルにでもなれば良いな、と思って書き留めます。
まず、私は人が好きです。恋人や友達と定義しなくても、とりあえず人が近くにいてくれる空間が好きです。なので、騒がしい教室や食堂の中、体育祭や文化祭、渋谷や東京駅の人混みは、結構好きです。安心するんですよね、あぁ、人ってこんなにいるんだな、って。逆に、放課後の誰もいなくなった教室や、出し物が全て解体された文化祭後の静けさ、閉園間際のテーマパークにいると、寂しさが押し寄せてくる様なそんな人間です。
恋人がいたことはあります。告白をしていただいたり、好意を寄せていただいたこともあります。人を、好きになったこともあります。
でも、多分ですが、私は恋愛を楽しいと思ったことはありません。恋愛を、プラスなものとして実感したり体感したことがないんです。むしろ、恋人がいた時間の方が、一人の時より不自由で窮屈だなと感じていました。片思いしていた時も彼のちょっとした発言に失望して一人で勝手に失恋したり、お付き合いしていた彼が浮気ならぬものをしていたこともあったり。浮気をされていたのも、自分もそこまで彼に好意を抱いていなかったのか、ショックも全然受けませんでした。
このように、ちゃんとした(?)恋愛を経験していないからこそなのか、身を粉にして恋愛に力を注ぐ友達を不思議に思うことも多いです。
彼氏との関係がうまくいかず毎晩の様に涙を流す子、別れた後も未練や後悔に苛まれる子、自分のアルバイト代を全て恋人のために費やす子。
恋愛のもつれで、そんなことしなくていいというところまで行ってしまった人。
もちろんみんな楽しそうに恋愛している瞬間もあります。そんな時は、こちらまで嬉しい気持ちになることもあります。でも、彼女たちは悩んだり、涙を流したりしながら恋愛をしている時間の方が、長いのです。
じゃあ、いっかと。そんな友達たちを見て、諦める自分がいるんです。
恋人がいない方が自由に動き回れるし、男女気にせず誰とでも友達になれるし、毎日のLINEとか面倒だし。究極、一人の方が幸せだし、楽しいんじゃないか?恋愛で得られる幸福感より、一人で映画を見に行ったり友達と出かける休日の方が、何の気兼ねもなくて、持続的で、幸せなのでは?
捻くれてきちゃってますが、最近は本当にそう思うんです。
恋愛はしなくても幸せには生きていける。しなくても生きていける恋愛はいらないんじゃないか。
友達にもよくそんな捻くれごとを漏らすのですが、私が毎回言われるのは
「絶対に恋愛はするべき。」
という言葉。口を揃えて言われます。しかも、失恋した直後の友達まで、髪をバッサリ切って涼やかな顔になった子まで、そう言うのです。
なんで!?!?!?
この間まで、あんなに泣いていたのに!?悲しんでいたのに!?それでもその時間や感情以上に変えがたい何かをもたらすの恋愛って!?
と言う気持ち。もうここまで言われると、恋愛しない方がカッコ良くね!?とか言ってる自分がめちゃくちゃに幼くてちっぽけに思えてくるのですが。でも、多分、実際そうなんですよね。恋愛と失恋を経てきた彼女たちの方が、大人で、自分の世界に幅を持たせられていて、先を見据えている。
そこまで言われると、じゃあもうめちゃくちゃにワルでキザな男に引っかかってでもいいから、自分が自分じゃなくなるぐらい誰かのこと好きになってみたいよ!恋愛したいよ!となることも、なくはないんですけどね。
でも、彼女たちの言うことが本当ならば、近いうちにちゃんと頑張って恋愛するのもアリかなぁと。私はよく”そもそも恋人が欲しい!というオーラを感じない”と言われるのですが、今年の夏はいろいろな所へ旅をしに行くので、少しは恋人が欲しそうな顔で街を歩いてみようかと思います。どんな顔やねんって感じですが。
目を真っ赤に腫らしながら読むロマンチックな恋愛小説ばかりでなく、現実の世界でも恋愛の楽しさを体感できるようにちょっとずつ頑張ってみたいと思います。
あと今年の夏は、溜まりに溜まった積読本を一冊ずつ読破しようと思っていて(私は同時並行で何冊も読む派です)。TOEICを受けるのでそれの勉強をして、旅行資金のためにみっちりバイトをして、受ける資格を絞り込んで、デザインの勉強を始めて、大好きな高校野球を精一杯応援して…できれば恋愛もして、エネルギッシュな夏にしてやりたいと思います!!!!
あ、あと最後に個人的なおすすめを。私は映画や本を最近下記のアプリで自己評価とレビューをつけて記録しています。余韻に浸りつつ作品を振り返る時間やインプットする時間を意図的に設けられて、かつ読み返すのも結構楽しいのでおすすめです☺︎
酷暑が続きますが、皆様どうぞ無理せずご自愛ください!!
おやすみなさい🌜