【管理栄養士解説】ジュニアアスリートの食事⚽試合の合間に何食べる?
ジュニアアスリートのお悩み相談テーマ~試合の合間の補助食~
本日の子育てお悩み相談のテーマは「試合の合間の補助食」です。
保護者の方から寄せられたお悩みを見ていきましょう。
管理栄養士の回答
今回のお悩み相談に回答するのは、管理栄養士の藤井歩です。
試合の合間にオススメの補助食
次の試合までの時間が3時間、かつお昼の時間にかかっているのですね。
胃腸への負担を考えると、本来は食事は試合の3時間前までに摂ることが望ましいのですが、今回は消化の良い補助食を選ぶことを意識しましょう。
2試合に出場する場合は、1試合目で消費したエネルギーを補うことも重要です。
エネルギー源となる糖質を摂れる食品を選ぶと良いでしょう。
また、疲労対策としてビタミンB群やビタミンCが摂れる食品も組み合わせると良いですね。
例えば、次のような食品がオススメですよ。
・おにぎり
・サンドイッチ
・バナナやリンゴなどの果物
・カステラ
これらは作戦会議などをしながらでも片手で食べやすく、かつ消化も良いです。
ただし、天むすのような脂質の多いものは消化に時間がかかるので、できるだけ控えるようにしてくださいね。
緊張して食欲がないときにオススメの補助食
試合を控えていると、何も食べたくないときもあると思います。
しかし、疲労回復や持久力・集中力のアップ、そして怪我予防の観点からも、何も食べずに次の試合に出ることは避けましょう。
試合時にエネルギーが十分ある状態にしておくことで、試合のパフォーマンスも変わってきます。
どうしても固形物を食べるのが難しい場合は、飲み物でエネルギーを補いましょう。
例えば、果汁100%ジュースやゼリー飲料、スポーツドリンクなどが挙げられます。
先ほどもお伝えした通り、ゼリー飲料の場合はエネルギー源となる糖質とビタミンCが摂れる商品を選んでくださいね。
水分補給の観点からも、水分はこまめに摂った方が良いですね。
試合前に適した補助食を摂ることでエネルギーを満タンにし、2試合目も活躍されるよう祈っていますね!
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