【管理栄養士解説】子供のおやつにご飯や麺類はアリ?おすすめの手作りおやつも🍰
本日の子育てお悩み相談~乳幼児のおやつ~
今回の子育てお悩み相談のテーマは「乳幼児のおやつ」です。
保護者の方から寄せられたお悩みを見ていきましょう。
管理栄養士の回答
今回のお悩み相談に回答するのは、管理栄養士の重村友梨です。
子供のおやつの役割
保育園のおやつが、ご自身が持たれていたおやつのイメージと違って驚かれたのですね。
実は、子供のおやつにご飯物や麺類を出してもOKです。
子供のおやつは食事の一部と考え、食事では補いづらいカルシウムやビタミンが摂れる内容にするのがポイントです。
乳幼児期の子どもの胃は未熟であり、三回の食事だけでは十分な栄養を摂取することが難しいのです。
そのため、おやつを活用して栄養補給することが大切です。
おやつの役割は栄養補給以外にもあります。
食事とは違う楽しみを作ったり、精神の発達に良い影響をもたらしたり、食べ物に興味を持たせるといった役割も持っていますよ。
控えた方が良いおやつの例
しかし、食事と違う楽しみを感じてほしいという気持ちのあまり、子どもが好む甘いものや油脂が多く含まれたお菓子ばかりを与え続けることは控えたほうが良いでしょう。
食べ続けると虫歯や肥満に繋がることもあります。
そのため、口の中に残りやすい飴やグミ、チョコレート、油脂の多いポテトチップスは毎日提供することを控え、決められた時間のみ少量を与えるよう意識することが大切です。
おすすめの手作りおやつ~保育園の例を参考に~
保育園のおやつは基本手作りですので、ご家庭でマネできるおやつは沢山あります。
例えば、甘さ控えめのケーキやクッキーなどの手作り焼き菓子のほか、おにぎりやうどんといった食事のようなおやつも提供しています。
焼き菓子には刻んだプルーンやきな粉、ごま、青のりなども使用します。
栄養を補うだけでなく、市販品とは違った風味を楽しめるのが特徴ですよ。 おにぎりは様々な食材を簡単に取り入れることができるのが利点です。
おかかやごま、しらす、ひじきなどの海藻類、チーズなどを混ぜ込むことで、様々な味を楽しみながらも、不足しがちな栄養素を補給することができますよ。
お子さんがもう少し大きくなって、かつ時間がある時は、お子さんと一緒におやつを作っても良いですね。
食をより楽しむことで食事の時間が好きになり、食べる意欲的が出て食事に集中することができるようになりますよ。
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