【管理栄養士解説】子どもの栄養バランスはどう整える?簡単!「手ばかり法」👐
子育てお悩み相談テーマ~栄養バランス~
本日の子育てお悩み相談のテーマは「栄養バランス」です。
保護者の方から寄せられたお悩みを見ていきましょう。
管理栄養士の回答
今回のお悩み相談に回答するのは、管理栄養士の浅野いずみです。
子供の栄養が足りているかどうか、気になりますよね。
足りているか分からないままで食事を作るのは、おっしゃる通りモヤモヤします。
そんな時のお守りとなるのがベストバランスチェック法、「手ばかり法」です!
この方法で毎回1食分チェックできれば、自信をもって食事を出せます。
足りない場合は次の食事でどれだけ補えばいいかも分かるので、とても便利ですよ。
また、献立を考える軸となるので、「今日のご飯は何にしよう?」と考える時間が減ります。
ぜひ試してみてください。
手ばかりのやり方
お子さんの手の大きさを目安とし、次のように1食分をはかってください。
【1食あたりの量】
🌟主食(ご飯、パン、麺)…両手のひらに乗る程度
🌟たんぱく質(魚、肉、豆腐、卵)…片手のひらに乗る程度(卵は1食で半分が目安)
🌟野菜やきのこ・海藻類…生の状態で両手のひら2杯分、加熱した状態では両手のひら1杯分
🌟果物やいも類…片手のひらに乗る程度
子供と一緒に行うことで食育に繋がる
家庭で秤を使って食材量を確認することはなかなか手間ですが、この手ばかり法を使うと、簡単にチェックできます。
お子さんと一緒にチェックすることで、食材の種類や働きに興味を持ち、自らバランスの摂れた食事を意識できるようになりますよ。
我が家ではファストフードなどの外食の際も、注文した料理を手ばかり法でチェックし、
「ハンバーガーだと野菜が足りないから今晩は野菜を多く食べようね。」
と確認し合います。
「手ばかり法」を使って、お子さんと一緒に楽しく、ベストバランスな食事を目指していきましょう!
保育園、幼稚園での食育講座(栄養相談/献立提案/給食便り資料作成等)を承っております。
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