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シェルターに行き着くまで -2-


lilyです。

シェルターに行き着くまで-1-
読まれていない方は、
是非そちらから読んで頂けたらと思います。

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ずっと私の心と脳と、
身体の全てを支配していたんですね。

まず『逃げられないと』と。

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それから私は当時住んでいた場所の役所に、
女性相談』という窓口があるということを
たまたまネットで見ました。

そこは、しっかりプライバシーも守られ
通常の役所の手続きなどする窓口で
相談するのではなく、

ちゃんと個室を用意してくださり、
相談員さんも”女性”という安心感から

一度相談してみようかな。

何か解決方法があるかもしれない。

と、電話をかけてみる事にしました。

女性相談の担当の方いらっしゃいますか?

これだけで心臓バクバクで吐きそうだし
手汗も止まらず、声も震えていました。

今でも覚えていますね。

それから日程を組んでもらい
当日を迎えましたが、

何から話したらいいか解らずに

とにかく涙が溢れ止まりませんでした。

私だけではなく、子供の様子の聞き取りも
しっかりありました。

離婚に向かっての弁護士相談が無料であること、

ここの窓口に話に来るのはいつでも大丈夫なこと、

何かあってからでは遅いので
警察にDVの相談する事ができること、

DV被害者を守るためのシェルターに逃げる
という選択があること、

とにかく、『相談の履歴を残す

それが今後にすごく大事になってくること。

心のケアだけでなく、沢山の選択肢があることや

大丈夫、一人で抱え込む必要はないんだよ?

と、言ってくださり、
本当に自分自身と子供の幸せと、、

沢山考えさせられました。

それからというものの、
実はその相談に行ってから
実際に『逃げる』という選択をするまで
3年程かかりました。

結局、相談できる窓口の存在を知ることで
私の想いは、

『間違っていなかったんだ。』

今の生活をもう少し頑張ってみて
それでも無理なら、、、

てな感じで『逃げる』という選択
すぐに出来なかった私がいたんですよね。

これってすんごく多いと思うんですよ、
私と同じように相談した後に

もう少し頑張ってみようかな”って

現状から抜け出せないパターンと言いますか、、

これまでの私をまとめると、

役所の女性相談窓口にDV相談の履歴を残した
●警察に相談、DV登録をした

↑とは言っても突然警察へ行ったわけではなく
私は元夫と口論の末、
暴れて手を出してきた時に

手に追えないと通報して駆けつけてくれた事が
最初のキッカケですね。

私の番号が警察にDV登録されていると、
警察に110番通報するだけで何も話さなくても
何かあったという事がわかるのですぐに
駆けつけてくれます。

これはすごく安心できたので、
登録してもらって損はないですよ。

全国共通の呼び方?
なのかは分からないのですが、

『生活安全課』

という警察署内に相談窓口が
ありますので参考にしてみてください。

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次回は、
”『逃げよう』と決意が固まってからの私の気持ち”
についてお伝えできたらなと思います。

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是非、スキ&フォローして頂けたら
励みになりますのでよろしくお願いします。


2022.08.23.           - lily -


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