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無知学生ベトナムで2週間働いてみた紀行その1

お疲れ様です。これは私が大学生時代、海外インターンシップ制度によりベトナムで2週間働いた時の話です。 、、、と書くと堅苦しいのですが実際は現地すぎる場所でベトナムの素晴らしく私にとって凄まじい体験をまとめてみただけの物です。どうかお気軽に読んでくださいませ。

見出しの写真は「雰囲気良い!!」と調子に乗って撮りましたが何にも眩しくないのにサングラスをしているし、看板の意味は何一つ分かっていません。右手の親指をポケットにかけているのも我ながら腹立ちます。若気、至りすぎですね。猛省します。

私の大学には他の大学と同様にインターンシップ制度がありました。学部三年生になると参加することになるのですが、三度の面接をクリアすれば無償で海外の会社のインターンに参加できる制度があり、TOEICの点数が壊滅的であるにもかかわらず何故か応募しました。

三度の面接でインターンに関係がありそう&賢そうというのみで「agriculture」という単語を連発しbot化していましたが、大学のお偉方の「ベトナムって英語圏じゃないからいいんじゃない?」的な寛容すぎてこちらが不安になるほどの裁量を魅せていただき、2週間、ベトナムはホーチミン近郊の会社でインターンすることになりました。
※人生初海外です。

そして近所の書店でことりっぷベトナム語会話帳を入手するなど万全に万全を期し、ベトナム行きの便に乗りました。(送ってくれた友人曰く、死地に赴くような顔をしていたみたいです)

ベトナム航空 飛行機(青かっこいい!!)

ホーチミンまで6時間弱のフライト。行きは快晴万事順調!。のはずでしたがホーチミンの空港付近で滅茶苦茶に天気が荒れました。窓側の席で景色を見ながら「陸地だ!雨すごい!」とボケっとしていましたが、「この湖、見るの四回目だ...」と気づいてから現実を受け入れ始めました。

何度も鳴り響くアナウンス 乗客の騒めき え、やばい?もしかして。

アナウンスは全く聞き取れず(私は日本語のヒアリングすら怪しいです)
揺れまくる機体。agriculture bot から「やばい」botに降格する私。

後で聞いた話ですがスコールによる積乱雲で着地できず、上空を旋回し続けていたみたいです。

と、なんやかんやありなんとかベトナムの地を踏むことになりました。

※余談ですが聞いた話によるとベトナム航空のパイロットさんは空軍上がりの方が多いらしく、技術的にかなりすごい方々らしいです。カッケェ!


現着初手スコール

9月に行ったのですが、バッチリ雨季でした。それはもう何の前触れもなく大雨が降りまくります。そして対外通り雨です。
現地の方々はほとんど傘を持ち歩かないらしく、一発目のカルチャーショックを受けました。
雨が降り出しても「あー、はいはい。いつものね」みたいなカジュアルさで特に急ぐそぶりもなく普通に濡れていくので「覚悟がちがう。。」とビビりました。

さて、到着初日は工場長のチーさんと日本企業とのやり取りなどを担当しているブーさんにご飯に連れて行ってもらうことになりました。
人生初の海外であることを先述していましたが、もちろん海外でのご飯も初めてです。事前知識では「フォーが美味しいよ、現地のは食べたことないけど」と心強いアドバイスがありましたが果たして。

ベトナム初飲食店!!

現地。鬼現地。お二方がよく通っているお店に連れて行ってもらいました。
もちろん間抜けな顔した日本人は私だけです。
「犬、おるやんけ」と思い、実際にブーさんに聞いてみましたが(ブーさんはある程度日本語ができる方なので大いに助かりました)普通に野良犬らしいです。犬は滅茶苦茶好きなのですが流石に色々な面で怖くて私は強がりの微笑みを浮かべていました。

そんなこんなでご飯が運ばれて来ました。わくわくしますね。

ベトナムご飯!

三皿来ました。三皿とも知らない料理ですね。いただきます!

。。。

美味しいです。全然美味しかったです。
鍋物のようなものは薬膳スープのような味がしました。そして中に入っているちょっと癖のある赤こんにゃくのようなものも当然もぐもぐ食べていたのですが、正体を聞いてビックリしました。
鴨血(ヤーシェ)というもので読んで字のごとく鴨の血を凝固させたものらしいです。
日本人に「これは鴨の血だぜ?」と伝えリアクションを楽しむのが恒例の流れっぽいのですが訝しみつつも普通に食べて「これなに?」とIQの低いムーブをしたのは初めてらしく、ブーさんとチーさんは滅茶苦茶爆笑してました。「別にびびってねえし!?」と内心バクバクながらも平然を装い残りの料理も食べていきました。(蒸した鶏と豆苗サラダで普通においしかったです)

長くなったので今回はここまでで!

次はベトナムのビール事情から始めたいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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