好きなものに興味がなくなったのではなくて精神が病んでただけだった
今日は、精神を病ませることがどれだけ恐ろしいか身にしみて分かったというお話。
私、お洋服がだいすきなんですね。
おしゃれがだいすきで、学生時代から一番お金を投じてたのが洋服を買うこと。旅行もおんなじくらい投資してたけど。
化粧品買うくらいなら、服やアクセサリーを買いたい派でした。
それで、社会人になってストレスで身も心も滅ぼして、一時期パートで働くことを選択したことがあります。月収が12万くらいに落ち込みました。これとコロナのピーク時が重なり、外出自粛していたというのもあって、買うお金もないし、そもそもコロナで人に会えないしで、服を半年くらい買いませんでした。SNSでミニマリストの投稿なんかを見て、今思えば「服買わなくても生きていける」って、自分に言い聞かせようとしていたのかもしれません。実際、生きていけましたし。そしたらだんだん興味もなくなって、ウィンドウショッピングさえもしなくなって、ただ心だけがどんどんすさんでいく、そんな状況でした。
でも、自分と徹底的に向き合って、認めて、心が復活してくると、「おしゃれしたいな」っていう気持ちが復活したんですよね。
ストレスや心の闇ってね、人の「好き」という気持ちまで奪うんです。
気力や体力がなくなるので、なにもする気が起きなくなる。好きなものに興味がなくなったのではなくて、ただ心が死んでただけなんです。
だから、ストレス発散のために、「好きなことして自分を甘やかそう」ってよく言うけど、ストレスがいきすぎると、好きに対する情熱がなくなってしまうので、手遅れなことが多いと思うんです。だから、ストレスを発散させるのではなくて、徹底的に排除することが一番大事だと思います。そんなの難しいって人は、正直ストレスを甘く見すぎ、自分を大切にしてなさすぎます。だって私がそうだったから。3年半の長い長い病み期と自己分析期間を経て(笑)ストレス削減と自分の幸せに全力を注ぎ始めることに決めた今の私が、一番好きです。