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【(帰ってきた)誰でもできる自炊】 珍しい魚で、ずるいカマ焼き

 久しぶりに自炊の記事を書きます。今日のお題は「珍しい魚で、ずるいカマ焼き」みんな大好き、〇ギちゃんがお届けします!

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 やあみんな、〇ギちゃんだぜぃ。ところでみんなは、「スギ」というと、何を思い出すかな?春先の花粉?ドラッグストア?それとも、「ワイルドだろぉ?」でお馴染みの、あのスーパースターかい?

 今日は、スギはスギでも、「スギ」という魚を紹介するぜぃ。暖かい海では育ちが速く、大型で身質がいいので、養殖もされている魚なんだぜぃ。頭が平べったいのが小判鮫に似ているから、「小判鮫の小判の取れた魚」ともいうらしい。変わっているだろぉ。あまり出回らない、珍しい魚だぜぃ。

 近所の魚屋(いつもの魚勝・スーパーグレースではなく、ヒガコマルシェ内の魚力)で、スギのカマを売っていたので、買い求めてみたぜぃ。これを塩焼きにして食べてみよう、ってわけだ。

写真1・スギのカマ。沖縄の養殖ものとの表記がある。これで100円なのが“ずるい”所以。
写真2・スギのカマの塩焼き。フライパンホイルで焼いたので、見た目は何だが、ちゃんと焼けている。隣は、舞茸とベーコンの炒め物。冷たいビールのアテ。

 それでは、いただいてみるぜぃ。

 おお、身はふわふわだ。脂が乗りつつ風味は淡泊でくせがない。身の色がきれいで血合いがない。これは何だな、“ぶりっ子の鰤”だな。おお、いい感じに決まったじゃないか笑。バイブル(「食材魚貝大百科」3巻 平凡社 2000年)には、味の良い魚ではない、見た目のインパクトがあるから水族館向きの魚だ、なんてあったが、なんのなんの。強調しておくが、しっかり美味いぜぃ。

 スーパーでもし見かけたら、試してみて損はない魚だぜぃ。そしてついでに、〇ギちゃんのことも思い出してくれたら嬉しいぜぃ。

(おわり)

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