見出し画像

【誰でもできる自炊】かがみよかがみ。鏡は鏡でも、食べられる鏡は何?【カガミダイ】

 相談室最寄りの「魚勝・スーパーグレース」で目にした珍しめのお魚を、私が手ずから調理し食べてみる人気コーナー!。最新作で取り上げるお魚は「カガミダイ」です。それにしても、日本の近海魚の種類の豊富さといったら!紹介してもしても、すぐ次のお魚が登場するわ笑。

写真1・背鰭の伸びっぷりが特徴的な、小ぶりのカガミダイ。「魚勝・スーパーグレース」で200円(税抜)。

※記事公開からおよそ1週間で、以下を有料とさせていただきます。あしからずご了承ください。

 カガミダイは、以前にここで紹介したマトウダイの仲間のお魚。確かに姿形はマトウダイにそっくりですが、マトウダイの体色がくすんだ茶色なのに対し、カガミダイは正に鏡のようなシルバーです。

 とにかく身の薄い魚なので、頭を落として塩焼きにし、頭は味噌汁にします。この調理のパターン多いね笑。鱗のない魚なので、内臓を抜くだけで下処理は楽ちんです。

写真2・カガミダイは身の薄い魚。口吻がびよーんと伸びるのはマトウダイと一緒。フィッシュイーターなので歯が鋭く、つまんでいる指が痛い。
写真3・塩焼き。頭を大きく落としているので、案外身が小さい。血圧お高め民のため、塩はほんのちょっとしかしていない。
写真4・頭の味噌汁。頭は薄くて二つに割れず、そのまま汁に入れた。

 ではいただいてみましょう。まず塩焼きから。

 魚体が小さいからか、脂が乗っているというのではなく、きれいな白身の旨味をしっかり感じますね。そして、良く焼いて香ばしくなった皮が美味い!

 頭の味噌汁はどうでしょう。

 こちらはいいお出汁がでていますね。昆布出汁と合わせるとよさそうです。可食部はほとんどなかったかな(胸鰭の下・目の下あたりにちょっとだけ身があった)。

 これは、大きい奴をお刺身にするといいでしょうね。いつかどこかで食べられたらいいなと思います。ヒラメ釣りなどされる方で、外道で釣れてしまったら、ぜひお試しを。

 ではでは、本日の「誰でもできる自炊/魚勝・スーパーグレースお魚情報」はこれまで。ごきげんよう!

写真5・本日のカガミダイ御膳。歯の治療中で、今あまり食べられないのが残念…。

(おわり)

いいなと思ったら応援しよう!