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【(帰ってきた)誰でもできる自炊】名前が優雅で味は繊細【柳の舞】

 日々新たな食材の開拓に余念のない「りらの中のひと」でございます笑。

 さて、いったんシリーズ終了したものの、ネタがあるたびに特別編として細々(笑)お送りしている「誰でもできる自炊」シリーズ。今回は、ひがこ民の強い味方・「魚勝・スーパーグレース」で見かけた「柳の舞(やなぎのまい)」をお連れしました。

写真1・柳の舞。もともとの値段が150円(税抜)で、さらに店頭2日目で半額という格安ぶり。

 柳の舞は、メバルの仲間。先日ご紹介した「そい」にも近い魚です。

 柳の舞、という優雅な名前は、ヤギ(海底から生える枝のように見える、刺胞動物。イソギンチャクやクラゲ、サンゴの仲間)や海藻の周りに群れて“舞って”いるようにみえることからついた名だとか(諸説あり)。今回も煮魚にしてみます。

 鮮度落ちし始めた根魚特有の“泥っぽい”臭いがしなくもないですが、これは内臓をとってよく洗えば大丈夫。濃いめの味に煮ました。

写真2・柳の舞の煮魚。これまた先日紹介したオオマサリも添えて。いい食卓。

 ではいただきます。身離れのよい白身です。脂を強めに感じますが味はむしろ繊細。美味いです。先日の「そい」と区別がつきません笑。

 気候変動の影響や燃料費高騰、他国との“買い負け”などなど、外洋の魚や輸入魚は、お値段高めで手が出ません泣。でも、そんな私たちには近海魚があります!見慣れないお魚にも是非チャレンジして、美味しく食べましょう。ではまた!

(おわり)

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