佐野といったらラーメン!ではない地元グルメを楽しむ…@栃木県佐野市
年始早々、日帰り鉄道旅行で、栃木県佐野市にやって参りました。
せっかくなので、地元グルメを楽しみ、厄除け大師にお参りしましょう。
佐野といったら、青竹で手打ちした「佐野ラーメン」が有名。もちろんラーメンもいいのだけれど、私が優先したいのが「耳うどん」。地元グルメとはいえ、食べられる店は多くはありません。駅近の、野村屋本店さまへGo!ちょうど席が埋まってしまったばかりのようで、お店の前で10分ほど待ち、入店。「耳うどん」と「大根そば」(これまた佐野の名物とのこと)のセットをお願いしました。
して、「耳うどん」とは一体何?店内に貼られたご案内をごらんください。
「耳うどん」は、悪魔の耳をかたどったおうどん。悪魔に聞き耳立てられないよう、耳を食べてしまう「魔除け」のおうどんなのだそう。え、それではどんな悪事をしても悪魔に知られることはない、ってことか?!(笑)
ちなみに「大根そば」も、白髪の生えるまで長生きしましょう、という縁起物のようです。
そうこうしているうちに、運ばれて参りました。
これはまた、美味しそうだ。まずは、悪魔の耳から、いただきます。
耳は、けっこうでかい(卵の黄身と比べて欲しい。一口では頬張れない)。そして分厚い。どちらかというと福耳だわ(笑)。これが7つ8つ入っている。北関東では、板状のうどんがよくみられるけれど、その一種だね。具もいろいろ(刻んだお野菜や鶏肉、伊達巻やかまぼこなど)と入っていて、飽きずに食べられます。
大根そばは、さっぱりいただけます。千切り大根に合わせて、そばは短め。不器用な私でも、箸上げしやすい(笑)。
新春から、縁起のいいものを頂戴しました。退店するときには、お年賀で、お店でも使っていた七味唐辛子の小袋をいただきました。野村屋本店さま、お世話になりました。
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さて、お腹もくちたところで、厄除け大師さまにお参りを、と歩いてみたものの、山門にたどりつけない参拝者が、行列を成しているのを発見。30分ほど並んで山門前までやってきたものの、境内も物凄い行列。待ち時間推定1時間以上、ということで、参拝は諦めてしまいました…
ちなみに我が家は、新春早々テレビが壊れ(B-CASカード読みとり不良で、おそらく再起不能)、パソコンに突然ロックがかかってしまい(すわ乗っ取りか、と一瞬青ざめたが、部屋のあまりの寒さ(笑)でバッテリーが放電しきってしまったのが原因のようで、無事復旧)、お大師様で厄除けできなかった(でも悪魔の耳は食べた)私の今年の運命は、これいかに…!
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佐野線の電車を待つ間、30分ほど時間があったので、駅の反対側(北側)に回ってみます。駅前はそのまま公園になっており、城址につながっています。っていうか、佐野にはお城があったのですね。無学無知ですみません…。
佐野城址は、当時の面影こそないものの、整備された公園に整備になっています。静かだし空気は澄んでいるし、眺めはいいし、ちょっとした穴場でした。
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佐野、いいところでした。皆さんも、訪れたら「耳うどん」お試しください。佐野城址も。
(おわり)
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