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佐野といったらラーメン!ではない地元グルメを楽しむ…@栃木県佐野市

 年始早々、日帰り鉄道旅行で、栃木県佐野市にやって参りました。

 せっかくなので、地元グルメを楽しみ、厄除け大師にお参りしましょう。

 佐野といったら、青竹で手打ちした「佐野ラーメン」が有名。もちろんラーメンもいいのだけれど、私が優先したいのが「耳うどん」。地元グルメとはいえ、食べられる店は多くはありません。駅近の、野村屋本店さまへGo!ちょうど席が埋まってしまったばかりのようで、お店の前で10分ほど待ち、入店。「耳うどん」と「大根そば」(これまた佐野の名物とのこと)のセットをお願いしました。

 して、「耳うどん」とは一体何?店内に貼られたご案内をごらんください。

写真1・「耳うどん」ご案内

 「耳うどん」は、悪魔の耳をかたどったおうどん。悪魔に聞き耳立てられないよう、耳を食べてしまう「魔除け」のおうどんなのだそう。え、それではどんな悪事をしても悪魔に知られることはない、ってことか?!(笑)

 ちなみに「大根そば」も、白髪の生えるまで長生きしましょう、という縁起物のようです。

 そうこうしているうちに、運ばれて参りました。

写真2・「耳うどん」と「大根そば」のセット、1130円也(“いいさの”と語呂合わせしている説あり)。卵は、ホームページのクーポンで、サービスされたもの。

 これはまた、美味しそうだ。まずは、悪魔の耳から、いただきます。

写真3・「耳うどん」から、悪魔の耳を掘り出してみた。

 耳は、けっこうでかい(卵の黄身と比べて欲しい。一口では頬張れない)。そして分厚い。どちらかというと福耳だわ(笑)。これが7つ8つ入っている。北関東では、板状のうどんがよくみられるけれど、その一種だね。具もいろいろ(刻んだお野菜や鶏肉、伊達巻やかまぼこなど)と入っていて、飽きずに食べられます。

写真4・「大根そば」。箸上げしてみた。

 大根そばは、さっぱりいただけます。千切り大根に合わせて、そばは短め。不器用な私でも、箸上げしやすい(笑)。

 新春から、縁起のいいものを頂戴しました。退店するときには、お年賀で、お店でも使っていた七味唐辛子の小袋をいただきました。野村屋本店さま、お世話になりました。

写真5・野村屋本店。

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 さて、お腹もくちたところで、厄除け大師さまにお参りを、と歩いてみたものの、山門にたどりつけない参拝者が、行列を成しているのを発見。30分ほど並んで山門前までやってきたものの、境内も物凄い行列。待ち時間推定1時間以上、ということで、参拝は諦めてしまいました…

写真6・厄除け大師参拝の行列、言い訳写真。山門の中で、参拝待ちの行列が九十九折れ(文字通り)になっている…

 ちなみに我が家は、新春早々テレビが壊れ(B-CASカード読みとり不良で、おそらく再起不能)、パソコンに突然ロックがかかってしまい(すわ乗っ取りか、と一瞬青ざめたが、部屋のあまりの寒さ(笑)でバッテリーが放電しきってしまったのが原因のようで、無事復旧)、お大師様で厄除けできなかった(でも悪魔の耳は食べた)私の今年の運命は、これいかに…!

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 佐野線の電車を待つ間、30分ほど時間があったので、駅の反対側(北側)に回ってみます。駅前はそのまま公園になっており、城址につながっています。っていうか、佐野にはお城があったのですね。無学無知ですみません…。

写真7・佐野駅の北側駅前。公園になっており、数組の親子連れが思い思いに過ごしていた。ああ、いい天気だ…

 佐野城址は、当時の面影こそないものの、整備された公園に整備になっています。静かだし空気は澄んでいるし、眺めはいいし、ちょっとした穴場でした。

写真8・佐野城址の入り口。
写真9・佐野城址。公園になっている。いい所なのだが、こういう写真を撮る時、構図をどうしたらいいのか、分からない。どこか間の抜けた写真。

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 佐野、いいところでした。皆さんも、訪れたら「耳うどん」お試しください。佐野城址も。

写真10・公式キャラクター「さのまる」のイルミネーション。

(おわり)

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