泣きそうになるのを我慢しながらの、果樹園リーベル
何日間か娘が帰省していて、
以前は一緒に暮らすのが当たり前だったのに
ちょっとだけお客様感になっていて
その上お客様じゃないけどせっかく
帰ってくるなら
好物を食べてもらいたいとか、
私の休みは一緒に出かけようとか
ちょっとの時間でもおしゃべりしようなどと
帰省期間を活用しました。
話を聞いたり聞いてもらったり。
特にコロナ禍以降、友達と会う機会も激減しているので、話してスッキリ、聞いて笑ったり、なこと減ってるんです。
若い人の話は刺激になりますね。
知らないこともたくさん。
考え方に触れて、自分の知らなかったさまざまな世の中の問題などに目がいくようになったり。
そしてとうとう、お別れの日が来てしまいました。
四日間ありがとう。
私も時間が取れたからランチして、見送るね。
てなわけで、果樹園リーベルで、
ランチ。そしてパフェ。
食べすぎよね。でも良いの。ビタミンだから。
話してるうちに、泣きたくなってきた。
でもお母さん強いんだ。泣かないよ笑顔で送るよ。
と、心のなかで頑張っていたんですけどね。
結局のところは、バス停(高速バスで帰るというから)で見送るの、無理になって、たくさんの人たちに並んでいる彼女が埋もれて見えなくなったことをきっかけに、黙って離れてきました。
上を向いて歩かないと
涙が溢れちゃう。
坂本九さんの歌をなんとなく思い出しながら(歌詞は違えど)、大勢の人たちでごった返す地下通路を突き進んで歩いていると、これほどの人たちがいるけれど感じる孤独に、不思議なおもいがいたします。
何より涙で視界がボケたら、誰かにぶつかっちゃう混雑ぶり。
しっかりしなきゃね。
ずっと一緒にいられないことが分かってるからこそ、貴重で、そして別れが悲しい。
お互い別の道を歩んでいて、彼女の歩く道は私からどんどん離れていき、いつしかきっと私は道ばたの雑草と化していくんだろう。
でもきっとそれで良いんだと思う。
親ってそういうものなのかもしれません。
母子分離の部分で、母が重くなってはいけない。そう、自覚しながら、自分の道を見つけます。
果樹園リーベルでいただいたサバサンド、家でも作れそうで美味しかったです。
(食べ過ぎは突っ込まずに)
次、いつ会えるかわからないですが、それまで自分も精進して過ごしましょ。