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こころの空白を埋める。

好きな映画といえば『すずめの戸締まり』。

だけどここでもう紹介してたので、記事をペタリ。



この前読んだ『羊と鋼の森』は、

小説がとても気に入ってDMMの配信で映画を見たけど、映画ってやっぱりスクリーンがいいな、と思ってしまう。小説ありきな感じなのでそんなにオススメはしないです。



いっそドラえもんにしようか🤔

ドラえもんの『南極カチコチ大冒険』は、
子供と映画館で見てとても良かった。

誰かが誰かのために犠牲になるピンチって泣けてしまう。子供ものだけど確実に親も一緒に見るものだから、大人の心も揺さぶるように作られてるのだろうな。

ドラえもんやのび太の声が変わってから見なくなった、古い方が好き、という大人の方もぜひ固定観念は捨てて、素直にストーリーに入り込んでみて欲しい。



と、ここまで考えてきて、思い出した。

『ALWAYS 三丁目の夕日』は昭和30年台のお話だから生まれてもないんだけど、ノスタルジックであったかい雰囲気に惹かれる方も多い。

まだ洗濯板で洗濯している家庭があったり、テレビもようやく普及してきたような時代、便利なものや娯楽がないほうが人々がのびのびとして優しく見える。ということは、それらは便利さや数限りない娯楽と引き換えなのかな、とも思えてしまう。他人を簡単に引き取ったりするのって、今の時代ならほとんどないだろう。

便利なものがないからこそ、頼るのは必然的に近くにいる人間。そうしないと生きていけない。困ってる人を見過ごすことはできないし、仮面を付けて生きる暇なんてないしそんな必要もない。

そのあったかい絆が自然と生まれていく原理は今はなくて、だからこそ私達はノスタルジックなものに惹かれてしまうのかもしれない。あの時代に生きていたら、きっと今と違う自分だっただろう。

心にぽっかり穴が空いた時、何か足りなく感じる時、それぞれのつらいものを背負いながらも人と心を通わすことで未来を築いていくこの映画が、その空白を一つ埋めてくれるかもしれない。


本でも映画でも、創作でもいい。
こころの隙間を埋めてくれるものって大事だなと改めて思います。





※紛らわしいけど羊と鋼の〜はオススメではありません。


↓てる子さんの初企画、お好きな映画でぜひご参加くださいませ( `・∀・´)ノ 

よろしくお願いします🙌



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