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秋の夜はさびしい(#7 感じたことをどうにか言葉にする)
「夜は考えごとしたらあかん」、アンミカ氏の教えだ。
秋の夜は、なぜか寂しい気がしてくる。9月末までは、過ごしやすく心地よい気温で、やっと夏の猛暑が終わってくれたぜ、って嬉しい気持ちだったのだが。
同じく新宿の空。周りにたくさん人がいて、雑踏と喧騒のなかにいるはずなのに、いつ行っても、新宿の空は空虚な気がする。
そこらじゅうの居酒屋や車から立ち込める煙が、空気を曇らせ、空を覆っているという科学的な理由もあるかもしれない。
でも、さまざまな理由で寂しさを抱えている人たちがたくさんいて、その気が街に漏れ出しているというような、科学では証明できない不思議も、絡んでいるように思うのだ。
今、新宿にいるわけでもなく、自分が9年暮らしてきた町にいるのに、少しだけ、どこか寂しい。
ほっと一息ついてリフレッシュできた今日のと別れが、名残惜しいのかも。
何もしなかった今日が、少し不安なのかも。自分的には、公式な休みだったのだけれども。
とはいえ、明日からまた精神的にも肉体的にも忙しくなる。明々後日には学会でアメリカだ。
それまでに終わらせておきたいことが山積みである。
自分に素直になり、生じた感情をしっかりキャッチして、自分の現状を把握する。
そうして足りない部分は補い、余裕まで作ることができたら上出来!
今日はビールをひと缶飲んで、眠ることにしよう。
おわり。
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〜余談〜
ヘッダーは、今日お散歩で通りすがった田んぼ。
父親が先日、励ましてくれた時にかけてくれた言葉。
「下記の2点を忘れなければネガティブな気持ちになる必要は全く無いよ。
・受けた恩は石に刻み、かけた恩は水に流せ。
・実るほど首を垂れる稲穂🌾かな。
昔の人はホンマにええ事、言ってる。(一期一会、寝る子は育つ、学問に王道、近道なし。etc寝る子は育つ。笑)」
この教えを忘れることはないと思うが、あるときふと写真フォルダを見返したときに思い返せるよう、首を垂れる稲穂🌾をカメラに収めたのでした。
ありがとう、お父さん。
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