植物の本棚*『センス・オブ・ワンダー』
タイトル:センス・オブ・ワンダー
著者:レイチェル・ルイス・カーソン
出版社:新潮社
タイトルを知っていても読んだことがない本の1つ、『沈黙の春』の著者、レイチェル・カーソンによる最後の本が、この『センス・オブ・ワンダー』。
本当はもっとふくらませるはずだったものの、その前にガンで亡くなってしまい、没後、友人などによって纏められた本とのことで、ご本人の意図とは違う形かもしれませんが、この本に出会えて良かったなぁと思います。
小さな本ですが、響く言葉がたくさん詰まっていました。何かきらきらとした宝物を手にした感じがします。
この本で有名なのは、この部分かな。
「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないと固く信じています。
アロマテラピーをやっている身としては、以下の一節にも心を強くさせられます。
嗅覚というものは、ほかの感覚よりも記憶をよびさます力がすぐれていますから、この力をつかわないでいるのは、たいへんもったいないことだと思います。
sense of wonder(不思議さに驚嘆する感性)大切にしたいと思います。
私の手元にきたのは、2021年4月10日とある67刷(新潮社版の初版は1996年発行、1991年には佑学社より刊行されていたとのこと。)。読み継がれていますね。
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