文学フリマ京都8の思い出
2024年1月14日(日)文学フリマ京都8、無事終了しました!気づけばもう一週間も経ってしまっておりますが、せっかくなので思い出を綴ります。
1/14当日、朝早く新幹線に乗り、京都へGO!
京都駅で望月麻衣さんとなにがしさんと待ち合わせして、いざ、みやこめっせへ!
到着すると、出店者の入場待機列。700ブースもあれば並ぶよなぁ、と思いました。
そして10時頃、出店者の列が進み、さぁ、受付へ!
……と思ったら、一般来場者の方々の待機列も既にあり、前のほうにいる方々が皆、望月さんに手を振っている状況(読者様)。
そこを通る時、マラソン選手のような、アイドルのような気分を味わいました(私にではないけど笑)
さて、中に入り、ブースに進むとお隣の愉怪屋さんブースに、藤白圭さんと鳥谷綾斗さんがいらっしゃり、ご挨拶。去年もお会いしているので一年ぶりの再会でした。
なるべく動きやすいように配置なども事前に考えていたんです。なので、急いで設営をして開場に備えました。見本誌を用意したり、特典のしおりをシャッフルしたり、やることはたくさん!
そのため、見事に写真を撮り忘れ、まったくスマホも見てなくてツイートもしてませんでした。
↓この写真はいただきもの
右から、新刊の合同誌『背徳』、そして望月さんの作品のグッズなど、きたみまゆさん原作のコミックやかなさんのイラスト集。そしてなにがしさんのコミックエッセイ。
とっても華やかなブースとなりました!
そして11時になり開場。
先ほど列でお会いした読者様がこちらに向かっているので手を振ってお出迎え。早くからたくさん来ていただき感謝です。
だけど、ここからはのんびりしていられません。お客様がスムーズにお買い物ができるように私は品出しを中心にせかせかと動きました。
とはいえ、たくさんのお客様を前に、心に余裕がなくなってしまい、本当に無愛想なスタッフになってしまって申し訳なかったなぁと反省しています。
去年もすごかったけど今年はそれ以上だったので、なんというか、「これはやばい!」と慌ててしまい……。次回はしっかり心に余裕を持って動きたいと思います!(でも、焦っていたことたぶん気づかれてないはず!)
この辺りの反省点など諸々は文フリ備忘録として個人的にメモを残しているので、次回出店する場合に参考にしようと思います。
12時を過ぎて少しするとだんだん落ち着いてきて、それから更に少し後に、きたみまゆさんが到着。
最初全然気づいていなくて何か作業していた私に、望月さんが控えめな声で「りおちゃん、まゆさんが……」と声をかけてくださり、「ん?」と、ポカンと固まる私。
というのも、まゆさんと望月さんと私は15年くらいずっと仲良くしているのですが、まゆさんとお会いするのは望月さんも私も初めて。なので顔を知らないのです!
しかも、もっと遅い時間に到着すると思っていたから、こんなに時間にいるはずがないという思いもあり、誰か別の「まゆさん」を紹介されたのかと思ったんです。どのまゆさんだ?誰だ?という、本当に、謎の間が流れました。
(※後から聞いたら乗り換えなどがとてもスムーズで早く着いたそうです)
戸惑う私達に、なんでそんな反応なのー?と驚くまゆさん。
三人の初対面のことを思い出すと、なんだか笑えます。
↓このときのまゆさん視点の感想はこちら
会うのは初めてだけど長年の付き合いなので、話していると、いつもやりとりするように自然に話せるからそこも面白かったです。
そこからは交代でブースを見て回ったり、サイン交換をしたり、アンソロジーの作品の感想を言ったり、戻ってきてくださったお客様にサインをしたり、いただいた差し入れを食べつつ休憩したり、と楽しい時間を過ごしました。長年やりとりをしている作家仲間にも会えて嬉しかった!!
今回本当はもうちょっと他のブースを回りたかったのですが、売り子としてやり切った感が大きくて、満足してしまい、さらっと見て回るくらいになりました。普段使わない部分の体力を使った感じで、他の本を物色する体力が残ってなかった!
しかし一つだけ絶対に見ようと思っていたのが、印刷所のブースです。今回、印刷所もいくつか出店されるというのを事前にwebカタログで見ていたので、そこはしっかり見に行きました。
今回初めて合同誌を作って、これが同人沼か!と実感したんです。本作りは大変だけど楽しい!いろいろ試したくなる!と。
だから用紙のサンプルとか書体の見本とか、実物を見たくて。ブースに立たれている方はとても親切でいろいろ教えてくださったりしたので、行ってよかったなぁと。この先、本を作るときの参考にしようと思いました。
と、こんな感じであっという間に時間が過ぎていきました。私達は少し早めに撤収作業を始め、終了する直前くらいに会場を後にしました。
今年は文学フリマ京都で過去最高の来場者数だったようで、本当に盛況だったんだなと嬉しかったです。
その後は打ち上げもして充実した時間を過ごしました。
今回の文学フリマ京都のために作った新刊の合同誌『背徳』と、愉怪屋さんのアンソロジー『約束』は、すぐにメロンブックスさんで通販を開始したのですが、どちらも既に完売しております。
素敵な作品なので、遠方の方にもお届けすることができて嬉しいです。
文学フリマの会場や通販でお買い求めくださった皆様、ありがとうございました。
どちらも検索で見つけにくいタイトルなので、ハッシュタグなどつけてX(Twitter)などで感想をいただけたら嬉しいです。
とても楽しくてお祭りのようだったので、また文学フリマに参加したいなとしみじみと思いました。
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