英語100日チャレンジ!:20日目の成果まとめ(上級者への道編)
こんにちは。里緒です。
今回は20日目の成果について記したいと思います。
ほんとはそろそろ30日目くらいなんですが、年末年始、家族対応で全く英語ができなかった分は、日数から引いています(涙)
20日間の成果と課題:英語上級者への道が見えてきた!
まだ見えてきただけで上級者になれた訳ではありませんので、念のため(笑)
ただ道筋が全く見えなかった頃よりは、ちょっと気が楽になってきました。
成果①:フィリピン人講師の英語をゆっくり・はっきりに感じるようになってきた
オンライン英会話はこの10年、間欠的に色々試してきましたが、試験対策ということもあって、基本はフィリピン人講師に教わってきました。しかし今回は、リスニング力の向上に特化ということで、ネイティブとの会話に振ったプログラムを受けてきました。
DMM英会話:ネイティブプラン
ネイティブのトークショー形式のポッドキャスト(NPR等)
YouTubeのAI系の動画:正直ネイティブかどうか判断つかないのですが、みんな早口です(笑)
トークショー形式のポッドキャストはこちら↓を多聴として聴いています。
https://www.npr.org/podcasts/510282/pop-culture-happy-hour
https://www.npr.org/sections/money/
そうなると、Bizmatesのフィリピン人講師とのやり取りが、リスニング的に物足りなくなってきました。スピーキングにはよいのですが、ネイティブの日常会話を聞き取る、という目的に照らすと、ゆっくり・はっきりわかるように話してくれるのが仇になります。
成果②:19歳アメリカ人女子の会話についていけるようになってきた(2時間)
昨日、友人の娘の19歳アメリカ人女子が家に遊びに来ました。実は4年ほど前に5人くらいで彼女と話した時は、彼女の言っていることを私だけ聞き取れず、大変悲しい想いをしました(涙。特に子供の英語のヒアリングって難しい)。しかし今回は、1対2ということもあってか90%くらいは聞き取れた!
スピーキングの方もまあ一応わかってもらえたかな、という感じ。CEFR B2くらいでは話せていたと思います。実力相応ですね。
ところどころ意味理解をスキップしてしまう部分もありますが(後述)、以前よりは集中力が継続できるようになってきたと思います。
成果③:トークショー系のポッドキャストを聴こうと思うようになってきた
実は先ほど紹介したトークショー系のポッドキャスト、数か月前には入れていたのですが、英語についていけず、放置していました。
AIの解説系YouTubeを聴き続けたことで耳が慣れてきたのか、最近はトークショー系のポッドキャスト、少しずつ聴けるようになってきました!
とはいえこちらはまだ理解度50%くらい、というところでしょうか。YouTuberの一人解説より、トークの方が盛り上がって早口になったりするので、リスニングが難しいです。
課題①:リスニングの「意味理解」能力の向上
友人の娘との会話で聞き取れなかった残りの10%についてですが、5%は音声知覚の問題、5%は意味理解のスピード+集中力の問題な気がします。
リスニングは、音声知覚→意味理解→情報整理のプロセスを経て実行されます。
リスニングの理論の説明についてはこちらをどうぞ↓
後者の「意味理解のスピード+集中力の問題」ですが、音声知覚と意味理解の間にタイムラグがあり、意味理解中に次の音声知覚セッションが始まってしまい、意味理解が途中で終わってしまっています。更にそれが積み重なると、脳がオーバーフローして意味理解をストップしてしまうイメージです。
特に固有名詞・数字や知らない単語等、聞きなれない言葉が出てくると、すぐに意味理解が遅れたり、脳がオーバーフローしてしまう(涙)
上記の解説では、
原因3:音は聴けているが意味がとれていない(ゆっくり聞けば分かる)
の対策は音声知覚のスピードを上げるシャドーイングだと書かれていますが、
音声知覚のスピードを上げて、意味理解のワーキングメモリを増やすのか→上述の理論
意味理解のスピードを上げるのか→こちらも可能性としてはありうる
どちらがワークするのか悩ましいところです。
個人的には2じゃないかと思うんですけどね。
課題②:スピーキングのボキャブラリ
友人の娘とは彼女の進路について話しましたが、例えば「自分の本当にやりたいことを探す旅の始まりだね」と言いたかった時の私の英語は、英語として自然な表現になっていなかった(=和文英訳的)と思います。私のリスニングはビジネス英語中心なので、ネイティブが上記のような表現を使っているのを聞いたことがなく、日本語で作った文をそのまま英語に訳していました。
そうすると、私の表現は英語として意味はわかるものの、ネイティブにとってわかりやすい・自然な表現になりません。
ちょっと脱線:実は英語学習もスノーボード(多分他のスポーツも?)も上級者への道は似ている→身体化が大事
実はこの英語100日チャレンジの裏で、スノーボードも中級者から上級者になるべく頑張って練習しているのですが、この2つ、中級者から上級者になるプロセスがかなり似ています。
考える前に反射的に反応できる必要=体が覚えるまでやりこむ
英語の場合、中級者になるまでは、英語を勉強して、英語を考えながら使えればOKです。
ただ上級者になると、英語は目的ではなく手段。そのために、考えないでも使えるようなレベルまで英語を身体化していく必要があります。
実は上記の「英語」を「スノーボード」に変えても同じことが言えます。
この年末年始、スノーボードをほぼ毎日、7日間ほどやっていました。最初は教えられた姿勢で全ての斜面を滑ろうとして、ひっかかって吹っ飛ばされたりしていましたが、最終的には板の上でフレキシブルに体を動かして、雪面に合わせてバランスを取ることができるようになって、転ばないようになりました。
英語のリスニングも、最初はきれいな英語を聴いて英語そのものを勉強するものの、最終的にはブロークンな英語もコミュニケーションの手段として、相手に合わせて聴いていく必要がある。
なんだろう、スノボだけでなく、スポーツの基礎練習と実践に近い感じかも。実戦で活躍するためには、基礎練習が身体化している必要あり。
20日目の成果を受けて今後やること:イマージョン/聞く量・読む量を圧倒的に増やす
課題①②の解決もスノーボードでの学びからも、これはイマージョン(=自分の第一言語ではない言語に浸り、その言語を使用してさまざまな教科を学ぶ教育手法)しかない感じがします。とうとう私もその領域にやってきたか…
課題①のリスニングの意味理解については、聞く量を増やして、脳を慣れさせていくしかないイメージです。リーディングでも、ワンスクロールを超える文は長っ!と思って途中で挫折しがちなので、リスニングに加えて、リーディングを強化するのも効果ありかも。
あとはもうちょっと糖分を取るといいかもです(笑) かなり脳を使って、脳が疲れるので。
課題②のスピーキングのボキャブラリも同じやり方で身につくと思うのですが、こちらは自分の記憶に残すため、多読・多聴ではなく、精読・精聴の方がよいかな。ただやっぱりこれ、覚えても使わないとすぐに忘れてしまうので、精読・精聴した後にすぐ使う、というプロセスを作りたい。
以下具体的には、
Bizmatesをネイティブキャンプにする
英語に触れる時間を増やす。10日目の成果にも書きましたが、やはり人とのレッスンは縛りになるので、時間のない日でも強制的に勉強可能
どこかでイマージョンデイを作る
1日4時間以上英語に触れる
新会社設立や、今の会社の決算が終わるころにはやりたい
DMMでは精読・精聴していく
DMMのデイリーニュースを2回に分けてやって、2回目にやる時にそのボキャブラリを使うようにしたい
以下は引き続き
ChatGPTとの会話
YouTubeのAI解説動画
ポッドキャスト→これはもうちょっと興味あるトピックをやっている番組を探したい
アプリ系
上記課題を解決することを優先するので一旦お休み
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やっぱりマイルストーンごとに振り返りすると、次の打ち手がシャープになってよいですね!
今までは試験勉強だったので、一つの勉強方法に打ち込んでいればよかったのですが、英語を手段として使いこなすには、多様かつ圧倒的な量の英語経験が必要になってくるということですかね…そろそろ本腰を入れていく必要ありです。
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