浪花節、福利厚生マーケット、ふたつのゲームチェンジャー。私がHQに感じた魅力。
こんにちは、株式会社HQ(エイチキュー)でソフトウェアエンジニアをしている増田です。HQは「テクノロジーの力で、自分らしい生き方を支える社会インフラをつくる」をミッションに掲げるスタートアップ企業です。初期プロダクトとして社員の個別最適なリモートワーク環境の構築を支援する「リモートHQ」を開発、運用しています。
前回の投稿でお話させて頂いた通り、私はこの12月よりHQにソフトウェアエンジニアとして参画しました。HQ以前もマイクロソフトでの15年間を含め、20年以上ソフトウェアエンジニアとしてキャリアを積んできました。この新しい挑戦に心からワクワクしているところです。
今回はそんな私がHQへの参画を決めた経緯や理由、HQのどのような部分に魅力を感じたのかについてお話したいと思います。私がなぜHQに魅力を感じたのかを大きく分けるとすると、ミッションへの共感、マーケットの可能性、そして時代背景に分けられると思います。以下でひとつずつ解説していきます。ちなみにいわゆる労働条件面のような話や、HQという「チーム」に私が感じた魅力は今回は割愛しております。
HQを知ったきっかけ
本題に入る前に、私がHQを知ったきっかけについても少し触れたいと思います。簡潔に言いますと、マイクロソフト時代の元同僚が働いていたことがきっかけです。スタートアップ企業は多く存在し、それぞれの企業に関する情報も限られています。この投稿の中で色々と理由を述べていますが、スタートアップ企業を見ていく中で「縁」や「直観」のようなものはとても大切だと考えています。
ちなみに来年の3月、HQにも投資をしているCoral Capitalさんがスタートアップキャリアフェアを開催予定だそうです。もしご興味があれば、スタートアップ企業との「縁」を探しに参加してみるのもいいかもしれません。
さて、本題に入りたいと思います。
ミッションへの共感
浪花節的な理由から始めてしまいますが、HQのビジネスが「世の中のためになるビジネス」だなと感じたのは大きな理由です。私の尊敬する起業家のひとりが「起業とは社会貢献であるべき」だとよく話していましたが、HQの起業とミッションには社会への貢献性を感じました。
私個人も20年以上のキャリアの中で、社会人・エンジニアとしてだけではなく、ひとりの「個」としても多くのチャレンジがありました。例えば最近では、一人暮らしの母の介護といったライフイベントもありました。様々な制度や技術を駆使しながら、なんとかやってこれたと感じています。
そうした「個」としてのチャレンジを支え、多様な働き方と生き方を支える、そんな社会をつくる一助となれる可能性に惹かれました。
マーケットの可能性
浪花節の次はお金の話で。単純に「このマーケットには大きい可能性がある」という考えに至ることができたことも理由です。スタートアップに参加する以上、その企業が飛び込むマーケットへの確信や期待は最重要だと思います。例えそれが勘違いだとしてもです。
Netscapeブラウザの開発者であり、現在はベンチャーキャピタリストのマーク・アンドリーセン氏が「Software Is Eating the World」と明言したのは2011年だったそうです。以降もあらゆることがソフトウェアによって「食いつくされて」きたと思いますが、福利厚生の領域に至ってはまだまだソフトウェアによる改善の余地は大きいと見ています。
日本の就労人口は7000万人弱ほどだそうですが、大きく言えば国内だけでもそれだけの人にソフトウェアによる革新を届けられる可能性のあるマーケット、そこに魅力を感じました。
時代背景
2020年からの数年間は将来、世界を大きく変えたゲームチェンジャーがふたつ登場した大きな転換点として歴史に残っていると思います。そのゲームチェンジャーとは新型コロナウイルスと生成AIです。この両者によって引き起こされた変化は不可逆で、今後更に多くのものを巻き込んでいくはずです。そして大きな変化が起こるときには、新しいものが生まれるのが常です。
1990年代、IT技術の大きな発展から米国を中心に「ニューエコノミー」が叫ばれました。「ニューエコノミー側に賭けろ」を合言葉に多くの人やお金が「そちら側」に流れ、それが後にいわゆるGAFAと呼ばれるような企業群を生み出す流れとなっていきました。2020年からまたそのような大きな流れが始まったと感じています。
そのような大きな流れの中に身を投じてみたい、「そちら側」に賭けてみたい、HQに魅力を感じた背景にはそんな私の想いもあります。
まとめ
今回は転職に際して、私が株式会社HQに感じた魅力についてまとめてみました。ミッション、機会、そして時代。どれも自分の決断を後押ししてくれるものでしたが、最後はやはり「人」ではないかと思います。冒頭でも述べましたが、創業者を含めたHQという「チーム」に感じた魅力については今回割愛させて頂きましたが、いずれそのことについても書いてみたいと思います。
最後に
特別な理由がない限り、私のnote投稿は毎回採用の宣伝で締めくくることになりそうです。株式会社HQでは「テクノロジーの力で、自分らしい生き方を支える社会インフラをつくる」というミッションに共に挑む仲間を募集中です。私と同じような魅力を感じて頂けるかもしれないですし、まったく違う観点から魅力を感じて頂けるかもしれません。よろしければ、下記採用ページをご覧になってみてください。
関連リンク
Why Software Is Eating the World | Andreessen Horowitz (a16z.com)
ニューエコノミー側に賭ける:梅田望夫 | シリコンバレーからの手紙 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト (fsight.jp)