陰陽・中庸
外のものを欲しがると
陰か陽に関わらず
その逆となる陰と陽に振られる作用により
相殺され0に戻っていく
このとき
自我により
プラスにこだわると
プラスに大きく振れた分
マイナスがさらに大きく振られてしまう
そして
ゼロに戻ろうとするが
大きくプラスに振れていると
大きくマイナスへ力が働く
プラスに戻るとき
ゼロの位置で慣性力が働き
またプラスに振られてしまう
これを繰り返す
この調子では
いつまでたっても
真ん中に安定することができない
よって
陰陽の法則を
上手に扱うには
中庸であること
が重要になる
中庸であることを心がけ
プラスとマイナスに大きく振れないこと
言い換えると
プラスとマイナスにこだわらず
両方を受け入れること
これは正しいが
本当にこのような心がけが必要なのか
本来
このような意識を常に持つこと自体が
不自然である
本当に
自然であれば
そのような心がけは必要ない
自然であれば
内側から出てきたものに従う
外側(現実)は
それに必要なものを与えるように働く
現実は内側の結果に過ぎない
このとき
陰陽の法則は
プラスのとマイナスを交互に作用させ
物事を創り出しながら
それを助けるように働く
この場合
プラスとマイナスに依存していないため
大きく振られることはない
自然であれば
自ずと中庸になるように
バランスをとる
よって
外のものに
心が囚われることは
不自然であり
内のものに従うことが
自然である