ひねくれつむの「成人の日」の過ごし方。+αちょっぴり残念エピソード付き
本日は、成人の…日(?)
成人が18歳に引き下げられても、
やはり、二十歳(ハタチ)を人生の大きな節目と今でも考えてしまう、つむ。
成人の日に執り行われる式典「成人式」という名称を、各々の自治体で総力を尽くし捻り出した結果、
「ハタチの集い」などという名称に改名し、
やはり、いまでもハタチを迎える人々を祝う式典となっている…。
(つむは20歳が成人、というシンプルな旧時代にハタチを迎えたため、
今の状況は一体どうなっているのか、現状の知識がないつむにはなんだかよくわからない…。)
そんなこんなはさておき。
新成人(?)、ハタチ?のみなさま、
おめでとうございます㊗︎
今日は、つむが住んでいるところは晴天。
雨とか雪とか降らなくてよかったな。
ということで
今日は
生まれ持ってのひねくれつむの「成人の日」の過ごし方 をここに書いてみようと思う。
つむ。振袖は着たかった。写真も撮っておきたかった。
いわゆる、「前撮り」というやつ。
ここまでは至って普通…(のはず…)
しかし。
つむは、肝心要の「成人式」に行く、ということが頭からすっぽり抜けており、
当然、出席する気もさらさらなかった。
(自治体の長サマ、ゴメンナサイ)
振袖を着る、というよりは「巻きつけられ、締めあげられた状態」というのは
なかなかにつらいもの。
ということを、前撮りの短時間でさえ、もう無理!と痛感した。
(振袖を初めて着付けてもらっている間、ふと頭に浮かんだ言葉は
「長いものには巻かれろ」
……。つむちゃんよ、そういう意味じゃ、ないんだけどな。)
成人式に出席するとなれば、
当日早朝から「着付けやヘアセット」
振袖をグルグルに巻きつけられ、(正しくは「着付けをしていただく」と言う)
ロングヘアはガンガン頭痛がする程にこねくり回され固められる…。
そんな状態で、人混みの中に入って行き、もみくちゃにされるなどアリエナイ。
(きっとお偉い方々からのありがたいお言葉はつむにはお経のようにしか聞こえないだろう)
というひねくれた考えから、
「成人式には行かない」は、
振袖を決めた頃とほぼ同時に決定事項となっていた。
ところが。
つむが卒業した中高一貫校は、毎年
成人の日の夕方頃から、
「成人を祝う会」というものがあり、
国内でもその名を知らない人はいないであろう
有名なホテルの大宴会場で開催している。
(つまりは自治体の成人式が終わってから来てね、ということ)
これは、卒業生にとっての一大イベント。
二十歳になり、それぞれに自慢たっぷり・最高傑作の振袖姿で恩師や友人たちと顔を合わせる、
それぞれの振袖を披露し合い、(心の中で密かな品評会、品定めをする)
一度きりの、大大大イベント。
つむ。行くかどうか、悩みに悩んだ。
毎年、先輩たちの振袖姿の集合写真を見ている生徒たちは、
あの集いは行くものなのだ。と思い込んでいたりもする。
せっかくなので。
この、夕方からの出身校の「成人を祝う会」には参加しようと決めたつむ。
こうなると、午前中の自治体主催の成人式は欠席確定。
自治体成人式に出席しようものなら、早朝からのグルグル巻きで
夕方から開催される一大イベントの会場到着前に、息絶えてしまう。
よって。
つむは夕方の開催時刻に間に合うような時間帯に着付け等の予約をした。
サロンからは、「本当にそのお時間でよろしいのですか」としつこく聞かれた。
いよいよ迎えた成人の日、当日。
正午のニュース、毎年恒例の、いろいろな意味で特色のある、全国数カ所の成人式での様子。
「今年もか。」「この人たちと、同じ年に生まれたんだ。」
「つむだって、このテーマパークでお祝いしてもらいたかったよ!いいな‼︎」
等々思いつつ、ソファーに寝そべりながら、ぬくぬく、ゆったりとテレビを眺めていた。
当日になっても、あまり気が向かなかったつむ。
だけど、もう予約もしているし…と、
出身校の「成人を祝う会」に向かった。
ホテルのロビーに足を踏み入れた瞬間、
実に多種多様な振袖をお召しになった、見覚えがあるお顔…
「成人を祝う会」恒例の、卒業時(高三)クラス単位の振袖集合写真。
それぞれ、思い思いのひとときを大宴会場で過ごし、
これでもかと写真を撮り合い…。
閉会時刻を過ぎ、ホテルスタッフさんからのとても平身低頭、丁寧な、
(だけど、いい加減ここから出て行っておくれよ。という念がこもった)追い出しコールによって、
ようやく散って行く…。
という流れであった。
ちなみに、「成人を祝う会」には、
高校三年時、学年を担当していた先生方がいらっしゃると聞いていたが、
つむの元担任は、「自慢の息子の発表会(音楽)に出席のため、今日は来ない」と、
他の先生方から聞いた。
ワークライフバランス。大事。
ましてや、普通の人にとってはただの祝日。つまりは休日。
せっかくのお仕事お休みの日。
家族、子どもの行事、諸々どんな職業に就こうとも、親にとって大事に決まっている。仕事の裏には大切な家族がいる、人もいる。
だから。この欠席理由は、当然のこと、と
つむも一個人としては思う。
が。しかし。
元担任が「成人を祝う会」の欠席理由を同僚に言ったこと、
もしくは、
他クラスの先生が、振袖を身にまといワクワクしている卒業生たちに
(ばか)正直に事実を言ったこと、
どちらでも良いが。
(その欠席理由が事実か否かも定かでないが。)
振袖を身にまとい、へとへとながらも、恩師との再会を楽しみに集った卒業生たちが
この言葉を聞いた時、「・・・・・・」落胆…。から、徐々に熱を帯びていった実に様々なご意見。
恩師たち、休日は大いに自由に過ごしていただきたい。
が、時と場合によって、致し方ない小さなウソ。も
場を乱さないために、必要だったりするかもよ。
と、思ったつむなのであった。
成人の日、というと必ず思い出されるのは、このエピソード。
これは、同級生たちにとって、元担任の最後の印象。として
実に根強く残り続けている・・・。
ハタチを迎えられた(3月までに迎える)皆さま。
成人の日、おめでとうございます。
もう成人になってますけど。などと思っているのかな。
(つむだったら、絶対そう思うだろうな…)
何はともあれ、おめでとうございます🍀
「安全に」「穏やかに」「楽しい思い出で」成人の日を過ごしていただけたら、
何より。と願う、本日のつむ。🧸