今の自分に満足してみたら・・・
「また体が大きくなったねぇ」
とよく言われるようになった。
筋トレを地道に続けてきたお陰だ。
しかしなぜだろうか。
そんな言葉をもらっても少しも嬉しくない。
今のぼくの体では、自分が理想とする体には程遠い。
努力が足りないのだろうか、いつもそう思っている。
そんな心境で褒め言葉をもらっても喜ぶ気になれない。
何に対してもぼくはそうだ。
褒めてもらう機会は度々あったが、何故か嬉しくない。
自分で自分が天邪鬼なのかと思える時がある。
読者の皆様はどうなのだろうか。
褒めてもらうと、素直に嬉しいと思われるのだろうか。
ぼくは理想が高すぎるのかもしれない。
決して自画自賛しているわけではない。
人生観を狭くして、人生を楽しめていないということだ。
どうすれば素直を喜べるのだろうか。
簡単なことだ。
理想のレベルを下げればいい。
一度、現状のぼくに満足してみよう。
長年染み付いた癖みたいなもので、そう簡単に払拭できないだろうが、頑張ってやってみよう。
どんな心境の変化が起きるのだろうか。
素直を喜べたらもっと褒めてもらいたい、その気持ちが原動力となって、もっと努力しようって思えるのだろうか。
その方がさらに自分を高めることにつながるのだろうか。
何かそんな妄想にワクワクしてしまう。
しかしもういい歳になったから、そんなに褒めてもらえる機会があるかなぁ。
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小説を読んでいただきありがとうございます。鈴々堂プロジェクトに興味を持ってサポートいただけましたらうれしいです。夫婦で夢をかなえる一歩にしたいです。よろしくお願いします。