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心が躍る!映画「ラストマイル」の魅力とは?

映画「ラストマイル」を観てきた。
それほど期待はしていなかったけど、そんな思いは見事に吹っ飛ばされた。
もう一度見たい。

三つのドラマが合わさってストーリーが進んでいく。
ただの話題作り?、賛否両論はあるかと思うけど、まずは否を感じる気持ちは捨てた方がいい。

脚本が素晴らしい。

全く絡まない三つのストーリー。
一見して一つの映画にする意味なんかないんじゃないのか、と思わせる。

しかしそんなことはない。
三つのストーリーは微妙に絡み出す。
この絡み方が実に巧妙で上手い。
"そうきたかぁ!"と思わせる。

本題のストーリーも実に重みがあって、考えさせられる。
現代社会の利便性が増すことによって生まれる闇に、真正面から斬り込んでいた。

ぼくたちはこの闇を知らなければならない。
それを知ることによって、ぼくたちは多大な労力の恩恵を受けて便利な生活を送れていることに感謝しなければならない。
そう思わせてくれた。

製作者側の勇気は賞賛に値する。

次々に登場する豪華キャストは、観ている方を一瞬たりとも飽きさせない。
それに全てのキャストたちの演技が素晴らしい。

過去のドラマで観ていたキャラクターたちが登場すると、"待ってました!"という気持ちになる。
これは製作者側の思う壺だが、それでもいい。
彼らにまた会えた嬉しさの方が、圧倒的に勝ってしまう。

そこに満島ひかりさんの演技が際立つ。
もう引き込まれない場面がない。

彼女はきっと日本アカデミー賞を受賞するだろう。



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鈴々堂/rinrin_dou@昭真
小説を読んでいただきありがとうございます。鈴々堂プロジェクトに興味を持ってサポートいただけましたらうれしいです。夫婦で夢をかなえる一歩にしたいです。よろしくお願いします。

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