HSPのわたしが感じる音と5つの対処法
今朝は音を受けつけない。と思ったら、だいたい生理前。そして満月後。
あぁ…。
毎朝すきなラジオを聴きながら、30分ほど家事を行う日課。
でも、今日は静けさがほしいと思ったのは、そういうこと。
HSPあるあるだとは思うが、静けさ⇔好きな音楽(アップテンポ)の両極が必要。雑音は要らない。単音希望。
一日中静かな環境、もしくは、好きな音楽が流れる空間に身をおければ負担はかなり少なくすむけど、そうもいかない毎日。
特に過敏な時期はこんな音が受けつけられない。
貧乏ゆすり/工事音/知っている邦楽/パソコンのマウスカチカチ音/タイピング音/コーヒーミルの挽く音/洗濯機のバシャバシャした水音/子どもの騒ぎ声他…
中学生くらいから、こういう時期が月1ペースでくるのは分かっているので、わたし自身が特に音に敏感な時期の、自分なりの知恵について。
<知恵>
①耳せんをする
これは見た目を気にするHSPとしては、人目のつくところではやりにくいが、自宅などでは効果てきめん。高校生の受験勉強時は特にお世話になった。
おすすめは遮音性に優れた工業用耳栓。個人的にはふわっとしたウレタンよりシリコン素材で、フランジ構造の耳栓が最強(こういうの↓)。
ただし、遮音性が高すぎると、ちょっとした音(自分の心臓音など)まで気になり逆効果。たくさん試して探し出すのはちょっと大変だけど、自分にフィットする耳栓をみつけた今はずいぶん快適に。
②全身をうごかす
在宅ワークになって、はや2ヶ月。同居人の音が気になって、子どもの質問攻撃に耐えられなくなって、どうにもこうにもいかないとき。毎日朝夕30分ずつ散歩するようになって、この効果はより確かなものになった。外の空気を感じながらただ歩くだけ。
化粧が面倒ってときは、帽子+日焼け止め、サングラスで出発。スポーティな服装一式をもっていれば、見た目もそれっぽく、人の目もより気にならず。是非お試しを。
③深呼吸をする
鼻から吸って、口から吐く。はじめはこれだけで十分。できたら、おなかを大きくふくらましながら吸って、へこましながら吐く。意識が自分の身体にいくからか、身体がリセットされた気分に。まわりの音が気になりにくくなる。
このとき、できたら好みのエッセンシャルオイルをティッシュなどの数滴たらしてアロマテラピーも兼ねられればなお良し。個人的なおすすめは「ギンバイカアンデス」。爽やかさと、シャキッとしすぎない穏やかな花香が、ちょうどいいバランス。
④陽の光を浴びる
ベランダ、もしくは、庭にでて太陽の光を浴びる。難しければカーテン、窓を開けて外を眺めついでに。それも難しければ、カーテンだけ開けた窓際で外に背を向ける。ベランダ、庭にでて植物があれば愛でる。水をあげる。
ついでに伸びをする。気が向いたら軽く掃除してしまう。ここまでくれば、音を気にしてたことは忘れていることが多い。
⑤自分の音に集中する
自分がやっている作業音、呼吸している音にできるだけ集中する。これは繰り返さないと難しいが、マインドフルネスの思想に近い。いまここに集中。例えば、受けつけないパソコンのタイピング音も、自分がいままさに発している音だと自覚すれば、他人が発している音を多少許容できることが増えた。
わたしのモットーは「行動を起こし続けること」。
大学院生の頃、行き詰まりかけたときから、この言葉を信じて、まずは試してきた。HSPの中でも、HSE性(社交的,外交的)、HSS型(刺激追求型)を一部持ち合わせているからかと自己分析している。
これは私の経験談で、効果的かは個人差があるとは思うが、どうかHSPで困っている方のお役に立ちますように。