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note公式「今日の注目記事」に選ばれるための方法
はじめに
私はnote公式の「今日の注目記事」に選ばれたことがある。
しかし、その後はなかなかチャンスが訪れず、二度目がない。なので、自己分析を兼ねて「どうやったら選ばれるのか?」を考察してみようと思う。
「狙いやすいハッシュタグをつけろ」等といった、よくある小手先のテクニックではなく、もっと本質に迫る内容を書いていく。
よければ、これを読んでいる皆さんも参考にしてみてほしい。
ホームランではなく、たくさんのヒットのうちの一本
まず前提として、以前にも紹介したが「今日の注目記事」は1日2万件以上投稿される記事の中から10記事ほどのみという高い倍率になる。
また、継続的に書いているとか、ひとつひとつ丁寧だとか、個人的すぎない話題、でもその人にしか書けないもの……みたいな傾向があるようだ。
この辺のソースについては以下を参照してください。
つまり、どでかいホームランではなく、どちらかというと地道にヒットを重ねて与えられる「個人賞」といった印象に近い。
こうして考えると、私がいる演劇界での戯曲賞とも似ているのかもしれない。身もふたもないことを言えば、よっぽど抜きんでた実力がない限り、あるいは運が味方しない限り、そう簡単に二度目三度目がくると思わないほうがよいのだろう。
それでも、やっぱり選ばれる確立を上げたい。そういう人のために、ここからは仮説を立てて、方法論を組んでいく。
記事を書くときの5種類の視点
そもそも記事を書くときの視点には、いくつかの種類があると思う。その例を挙げていくと、こうなる。
1.企画を提案する視点
注目記事に選ばれるための新しいコンセプトの企画を考える。例えば、異業種の専門家とコラボレーションして記事を書く企画や、読者が参加できるインタラクティブな記事企画など。
2.タイムリーな視点
現在のトレンドや話題に関連した記事を書く視点。例えば、注目の映画や書籍についてのレビュー記事や、季節に合わせたイベントや旅行の情報を提供する記事など。
3.学習の視点
読者が学べる内容を提供する記事を書く視点。例えば、ビジネススキルやホビーに関する情報を提供する記事や、専門的な知識や技術について解説する記事など。
4.エンターテイメントの視点
面白くて楽しい内容を提供する記事を書く視点。例えば、面白いエピソードや体験談を共有する記事や、ユーモアのあるトピックを提供する記事など。
5.パーソナルな視点
著者自身の経験や考えを共有する記事を書く視点。例えば、人生の教訓や挑戦についてのエッセイ記事や、自己啓発や心の健康に関する内容を提供する記事など。
近道と、陥りがちなこと
この中で、誰もが陥りがちなのは、はじめから5をたくさん書いてしまうことだ。
だけど、無名の書き手がこういった話をしたところで、耳を傾けてくれる人はそんなに多いと思えない。
「今日の注目記事」の一覧を眺めていると、編集部もこの系統をチョイスすることはあまりない気がしている。
おそらくだが、安牌なのは2~4ではないか。とくに4には(自分がそうだったのもあるけど)もっとも可能性を感じる。
なので、note初心者が考えるべき流れとしては、なるべく2~4の記事を書きつつ、時に1でフォロワーとの交流をはかったりするのがベター。
そのうえで、ある程度の信頼や実績を積めてきたら5を用意していく。これが、「個人賞」への近道ではないか。
あくまで近道で、しかも仮説の域なので、絶対にそうしなければいけないわけではない。
実際に私も、最初からけっこう5に注力していたし、1はやってきていない。
なによりも、自分が「楽しんで創作できる」のが一番。それを忘れずにいてもらいたい。
その上でのご褒美のような形で、「今日の注目記事」があったらいいなと思う。
なんだかごく当たりまえの結論に帰結しましたが、最後にnoteディレクターの平野さんの文章を引用して、締めとさせていただきます。
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![伊藤 芳樹](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155058950/profile_3fe3ac85221d8e16ed9c17c4ee143833.png?width=600&crop=1:1,smart)