子供がゲームでイライラしているときの我が家の声かけ。
甥っ子がゲームでイライラして泣き叫んでいたとき。
「そんなイライラするんやったらもうやめーや!」
と姉が怒っていた。
すると、うちの息子が、
「違うよ。そういうことじゃない。クリアしたいんだよ。だからイライラしてるの。」
と言ったそう。
クリアできないことが悔しくてがんばりたいから、自分の力でやり切りたいから、達成したいから、自分ができるということを信じたい、自分の可能性を信じているんだ。だけど、それなのにうまくできないことが現実に起こる。めちゃくちゃ悲しいし、もどかしいし、悔しくてたまらない。
それを一番表現が簡単なイライラして怒るという手段で大爆発させているのだ。
昔、わたしもそうやって怒っていた。そこに良い悪いはなく、シンプルにそれ以外知らなかった。
でもNVCに出会ってからおそらくわたしの声かけが変わって、息子にも影響をあたえている。
普段、わたしは息子がイライラしているとき、黙っている。だって、それは息子の内側の問題だから。放置しているのではない。ただその空間に共にいる。存在をギフトしている。
たまにあまりにも怒って嘆いてバンバンしたりしているときは、
「うまくいかなくて悔しいんだね?自分の力でクリアしたいんだね。できるって信じてるもんね。がんばりたいんだね。」
と言ったりすると、
「そうなんだぁぁーできないくやしいよぉぉぉーーこのコースめっちゃ難しいんだよぉぉぉーもういやだぁーーー」
と泣き出したりする。
「そのコースが難しいんだね、もう嫌になったか。嫌ならやめてもいいけど、お母さんも〇〇ならできるって信じてるよー。ただ、Switchはとても大切にしてあげてほしいから、バンバンしないでね。よろしくね、ありがとう。」
と伝えてみたり。
するといつの間にかクリアして、またやる気を取り戻していることもあるし、泣きながらYouTubeに変えて休憩していることもある。
彼の内側のことは彼がケアできることを知っている。信じて見守る。
それでも、あまりにも騒がしく、わたしが勉強に集中できないときなどは、
「今、お母さんも勉強したいからさ、悔しくて怒るのも泣くのもそれはいいけれど、声のボリューム下げるか、それが難しいならちょっと自分の部屋行ってドア閉めてやってくれる?そうするとお母さん勉強がんばれるし、助かるな。」
と言うこともあるし、わたしが調子が悪い時は、
「うっせぇーーー!!!あっち行ってやれーーーーっ!!!」
と言うときもあります♡笑
NVC学んでようが、そもそもわたしは人間なので(笑)それはそれでいいの♡できるときで十分♡
先日、NVCの女神山Beingリトリートから2周年でZoomで集まっていたんだけど、親がNVCで生きてると子供はNVCネイティブになる。フランスでは学校教育に導入されていて(日本でも一部始まっている!)、すでにNVCネイティブの子供たちが世界で増えている。
わたし自身も2年を経て、それを体感した一件なのでした。
NVCはそもそも人類が調子がいいときは、できているコミュニケーション。自分とのつながり、他者とのつながり。みんなそもそも持っている力。でもこの混沌とした世界でみんなが忘れてしまっている。
それを現代人が取り戻せるのがNVCという知恵の宝箱。
気づけばわたしの周りはほぼNVCを学んでいる。超絶オススメです。
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ー2022年ー
音の瞑想・アーユルヴェーダ・NVCの叡智をもとにマインドヨガのインストラクターとして活動し始めます。
(心専門で身体のヨガではないです♡)
現在たくさんの人たちにたくさん伝えれるように、勉強しながら実体験を重ね、じっくりじっくりじっくり、進んでいます。
心が変われば、世界は変わる。
お楽しみに♡
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