#14 自己肯定感を高める為に
■テーマ
・若者が自己肯定感を高める為にやるべき事は?
■結論
・自分の価値観の言語化(メッシュ化)
■理由
・NHKクローズアップ現代の「ちゃんみな」特集にて、編集の都合もあるとは思うが、悩んでいる(自己肯定感が低い)若者の言葉が、漠然としており、何をどう判断して、自分を評価しているのが見えなかった
■具体
下記のような言葉であったかと記憶している。
・個性を出したいが、ダサいと思われたくない
・自分の好きな事が見つからない
この若者たちの言葉を聞いて、何を判断軸として置き、どうジャッジしているのかが見えなかった。
そもそも判断軸が明確になければ、判断はできず、結果、何となくできていないという振り返りから、なんとなく自分はできていないと判断し、なんとなく自己肯定感が下がっているというスパイラルなのかと思った。
故に、自分の価値観の細分化と言語化を行い、判断軸を定め、振り返りを行い、自身でPDSを回せるようにすることが大切だと思う。
例)
①価値観の細分化
・人にやさしくできる人間でありたい
↓※5W1Hの観点で、いかに具体的に細分化し、言葉を定義できるか
・人とは、どの範囲で、誰を想定しているのか?
・「やさしく」とは具体的にどういったシチュエーションで、何をする事なのか?
・なぜ「やさしく」する必要があるのか?
etc、、、
上記で洗い出した言葉を見て、自分は何を大切にして、何を捨てる・優先順位を下げるのかを決めることが大切。
これは自分ひとりで取り組むのは難易度が高いため、
ぜひ友人、親、学校の先生、会社の上司などの協力してもらいながら、
自分が大切にしているor大切にしていない価値観×行動できているできていないアクションの4象限で整理できるといいと思う。
①自分が大切にしている価値観×行動できている
→自分をほめてあげる
②自分が大切にしている価値観×行動できていない
→努力ポイント
③自分が大切にしていない価値観×行動できている
→行動の必要の可否判断
④自分が大切にしていない価値観×行動できていない
→他人からなんと言われようと無視
大人側からしても、子どもや生徒やメンバーの人物理解をメッシュ化して、
深めることで、「ここの部分は成長してるじゃん」「ここはA君が大切にしていない価値観なら、できなくてもいいんじゃない」「自分の大切な価値観の中で、できていないなら、頑張ろう」という風に、相手の価値観軸でフラットにFBをしてあげることが大切。
上記の事は、なにも大きな事、たいそうな事をやれという事ではなく、自身の価値観を整理して、どんな小さなことでも、振り返りを行い、自身の価値観軸で「できた」「できない」「前より成長した」「できなくてOK」など、振り返りができることが、自分を愛することになり、自己肯定感を上げることにつながると信じている。
マネイジメントや教育は、個人最適の時代で、
横比較(みんな一緒)から縦比較(昨日の自分からの成長)の時代。
故に、自分に向き合う事が、これから最も重要になってくるのだと思う