生きる力を育む⑤
こんにちは。ringlinkです。今日は、私が子育てで実践してきたことで、結果として良かったなと思うことを書きたいと思います。
1、TVゲームに制限時間をつけない。
誤解を招きそうだけれど、基本やることをきちんとやっていれば特にゲームに制限時間を設けることはしなかった。だってずっとやってれば飽きるし、疲れてやめるでしょ。私もロールプレイングゲームとかをたまにやるので、子どもが長時間ゲームを続けているなと思ったら、ちょっと休憩した方がいいよとかの声はかける。無視してやり続けるときもあるけど、突然電源を消したりとか強制終了は絶対にしない。次のセーブをしたら終わりにしなねとかキリの良いところまでいったらねとか必ず待ってからにする。何か夢中になっているものを突然取り上げられたら大人だって誰だってイヤだよ。あと、禁止されたり制限があったりすると人ってやりたくなるって心理もあるような気がする。とことんやれないから、いつも飢えてて満足感を得られない状態みたいな。だからいつも欲してる。で、好きな時に好きなだけやらせた結果、自分で疲れたらキリの良いところでやめてたし、中学生になるころにはゲーム自体をあまりやらなくなった。
2、18禁ゲームや問題視されている漫画などは、絶対にダメとはせず、まず内容を確認した上で判断して話し合う。
これも批判を受けそうだが、兄弟の歳の差が離れているのでどうしても兄の影響を受けることが多いというのもあった。でも私はいつも思うのだけれど、日々起こる事件のニュースの方が余程18禁だと、皆さんは思いませんか?先生が猥褻な行為をしただとか、遺体をバラバラにしたとか、温厚な人が殺人犯で逮捕されたとか。ゲームや漫画はフィクションだからあくまで作り物の世界だけど、ニュースの話は現実に起こっていて自分たちのリアルな世界の話なのだから。そんなニュースを一緒に子どもたちと見たり聞いたりした時は、必ず私の感じたことと、子どもたちにもどう思うかを問うてよく話し合ったりした。安易に禁止という情報操作をするより、現実を見せてしっかり語り合うことが大事だと思う。だってどんなに制限しても子どもたちはあらゆる情報を目にしたり得たり出来る世の中で生きていくのだから。これから出会うであろう様々な事柄に、間違った解釈をしないように、小さいうちから耐性をつけておくことをお勧めする。
3、性教育は早くから行った。
性に関する事柄をオープンに語るのはタブーのような感じている人は多いと思うけれど、人類が何万年もくりかえして命を繋いできた、食べることと同じくらい生きていく上で大切なこと。小さい時は赤ちゃんはこうして産まれるなどの命の尊さを教えた。セックスのことは小学校3年生くらいがベストかも。子ども過ぎず思春期に入る前のこの時期だからこそ、きちんと伝えやすい。あくまで真面目に真剣に、好きな人ができるとその人に触れたい触れられたいという気持ちになること。それは自然なことで悪いことではないこと。ただ若い時には安易にすると妊娠の問題や性病などの危険があるので、避妊の大切さを教える。相手を思いやること。嫌だと思っているのに触られたりするのはいけないことなのだということ。性的虐待などは子ども本人は良くわかっていない場合もあるのでちゃんと教えておいた方がいい。嫌ならイヤと言って良いこと。誰かに相談しても恥ずかしいことではないなど。性教育の本や映像を見ながら話すとスムーズだった。子どもからパパとママもしてるの?みたいに聞かれても決して恥ずかしさは見せずに大真面目に愛し合って子どもが産まれてどんなに幸せなのかを話してあげる。早くからきちんと性教育をしたおかげか、隠し事をすることもなくオープンに何でも話してくれる関係を築けていると思う。
子どもは大人が思うよりずっと成長するし考える力も無限大の可能性を秘めている。花はいつ咲くか分からないけど、根っこを育てているのだと信じ抜こう。
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